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お前はどうして生きている?
私はどうして生きている?
考えても意味のないことを。
求め続けても戻ってこない何かを。
そんな事をしてなんの意味がある?
私は…生きている?
お母さん
2-C教室にて
モブ
モブ
モブ
モブ
モブ
モブ
モブ
モブ
モブ
モブ
モブ
モブ
モブ
モブ
ガラガラガラ
優花
クラスメートが押し黙る。
彼女の名前は「一ノ瀬 優花」。
この高校の制服を着ているとは言え、薄紫の三つ編みで虚ろな黒い瞳をしている。 その薄紫の紙は地毛らしい。 ただ、真偽はわからない。
不良ではないが態度が高圧的・挑発的なので大体の人から嫌われたり恐れられたりしている。
そして彼女の素性を知る者はいないと言われている。
そうこうしている内にチャイムが鳴り、担任が来た。
担任
そんなこんなで今日もなんの変哲もない1日が始まり、終わるのだった。
下校中にて
優花
今日も世の中に毒された大人の授業を半強制的に受けさせられた。
何が面白くてこんなことをしなくてはならない。
しかもこの世で最大の理不尽なのは大体が「大人の言うことは絶対」なのだ。
子供には自由があってはいけないのだろうか?
私は時々思ってしまう。
私が思うことは許されないことだが、思ってしまう。
世の中の大人全員が母みたいだったらいいのに、と。
家にて
優花
彼女は溜め息をつく。
ふと部屋の中を見渡す。
部屋の隅には彼女の愛用する散弾銃が立て掛けられている。
彼女は殺し屋なのだ。
そんなことを考えているとLINEが来る。
優花
彼女の相棒「白石 春」。
狙撃主を務めている。
白いサイドテールに私達から見て左は青緑色、右目は茶色の瞳をしている。
隣のクラスにいる。
優花
春からの連絡は彼女にとって放っておけなかったので見てみることにした。
春
優花
優花
春
春
優花
春
優花
春
優花
春
優花
優花
春
春
優花
優花
春
時計を見るとまだ19:30くらいだった。
優花
春
優花
そう約束してLINEを閉じた。
優花
私は急いで準備を始める。
部屋の隅にある散弾銃を手に取り、弾薬をリュックに入れる。
防弾チョッキ、ヘルメットを着用する。
私は散弾銃なので、接近戦なのだ。撃てないこともないが撃ちづらい。
準備が終わり、時計を見る。
優花
コンビニまでは10~15分かかる。
私はもう行くことにした。
優花
20:00。
まだ春は来ていないので少し待っていると、遂に来た。
春
優花
春
春
優花
そして優花と春はターゲットのいる場所に向かった。
優花
春
ターゲットがいる場所に着く。
目の前にあるのは小さな小屋。
こんなところにターゲットがいるのかは正直言ってわからない。
でも頼まれた以上行くしかない。
優花
春
優花
息を潜めて歩く。
いくつか扉があるがそれは気にしてはいけない。
ターゲットがいるのは一番奥の部屋だからだ。
しかし妙に引っ掛かるのは、扉から叫び声が聞こえてくるということ。
一体ここで何をやっているんだ?
というか春は大丈夫だろうか?
ここら辺にはちょうどいい高台はなかったので心配だ。
と、そうこう考えている内に例の部屋の前に着く。
ここに標的がいる。
私は意を決して扉を開ける。
優花
優花
動揺してはいけないのはわかっている。
だがこれは…どういう事だ?