真愛　ーシンアイー　　　　~ハツコイ編~

ここは、習熟度クラス 簡単にいうと、成績別のクラス 私は、一番上のクラスだ 現在、私は、中学2年生である！ 今日は、席替え初日

私の隣の人は、、、

あれっ？

この人って、もしかして,,,

絶対、そうだ！！ あの時の,,,

確か,,,

あれは,,,

そう、

友達と恋バナしてた時,,,

誰だ？ いきなり、割り込んできたぞ？

まぁ、冗談だしっ！ いっかーっ！ 本人になんて、聞くはずもないしねー

この時、私は、内心、ふざけて話していた

しかし,,,

タタタタッー (もの凄いスピードで哲のところへ)

え？え？ええーっ！？

この人をあまく見すぎていた,,,

クラスが違うから、 あんまり、よく知らなかったけど,,,

この人は、普通の人では,,,

無い！！

この時、初めて、自覚したのである

勿論、哲には、こっぴどく怒られ、 酷い目に遭った

やたらと、テンション高いなー,,,

ちかっっっ！

この人、女の子みたい,,,

あんまり、聞いてなかった,,,

てきとーに、ながそーっと

よかったぁーっ 会話、なんとか、成り立ってるっ？

帰宅後,,, 自宅

佐野って人、意外と、面白いかも,,,

ピコリンッ♪

これって？

幸輝のラインだよね,,,？

どうしたんだろう,,,？

幸輝とは、 以前、グループが同じで仲良くなった

そういえば、幸輝が前に、双子がいるとか言っていたような,,,

幸輝って、 佐野　幸輝　だったし

あ、そっかぁ,,, この人は、普通じゃなかったんだった,,,

ん？

なんか、腹立つな,,,

で、これ、どうすればいいの？

なんだ？この会話？

この会話に、何の意味があるのか？

この不思議な喧嘩は、毎日、続いた

その後、私達は、学校でも、 よく、話すようになった

段々、話す頻度も上がっていき、 お互いの事が、 よく、分かるようになっていた

そんな、ある日,,,

この人,,,

私と、同じクラスの

荻本　真琴ちゃん

そういえば、ゆきやと、 よく、話していたったけ？

え？なんか、キレてる！？

同じクラスなのにな,,,

名前、知らなかったのかな,,,？

あれ？

ゆきや、顔赤くなってる,,,？ どうしたんだろう？

でも、こういうとこ,,,

ちょっと、

可愛いんだよなっ

アレッ,,,？

なに考えてるんだろ,,,、私

それから、しばらくして、 私は、マコちゃんとも、仲良くなった,,,

あからさまに変わった態度には、 驚いたが、 特に、気にはしなかった,,,

そして、ゆきやも混ぜて、 ３人で、話すようになっていった

この日は、マコちゃんが、

ある提案

をしてきた

なのはっ？

えっ？

下の名前で？

聞き間違えかな,,,？

いやいや、でも,,,

絶対に、今、言ったよー！

ドクンッ　ドクンッ

アレ？

なんで、こんなに、心臓が,,,

別に、緊張なんて、 してないのに,,,

コレって？

もしかして,,,

恋

っていうやつなのかなぁ？

キーン　コーン　カーン　コーン

こうして、私達は、 一緒に帰ることになった！！

まだかなぁ？ 二人共、遅いなぁ,,,

あ、ゆきや！

ゆきやって、ほんとに、 素直だなーっ！！！

えっ！？

私とゆきやの間に割り込んできたっ！

マコちゃんって、

やっぱり,,,

ゆきやのこと,,,

好き

なのかなぁ？

ゆきやと、 二人きりだっ！

帰宅後,,, 自宅

どうしたんだろー,,,

ゆきや、大丈夫かなぁ？

ピコリンッ♪

なんか、ドキドキする,,,

急に、どうしたんだろう？

えっ、えっ、 ええーっ！！！？？？

つつつつつつつつ！！！！！

嘘でしょっ？

えっ？

えっ？

ええーっ！！！？？？

いいに決まってるじゃんっ！

いやいやー、

落ち着けっ！

私

落ち着くんだっ！！！

こんな私を好きなはず,,,

無いっ！！！！！

絶対に、無いっ！！！

ほら、そうそうっっ！

うっっ、うっ、う、 ウソ告的なやつだよっ！

うんっ！

きっと、そうだっ！

そうなんだよっ,,,！！！

でも,,,

ゆきやに限って,,, そんなこと,,,

するかなぁ,,,？

素直なゆきやが,,,？

有り得ないっ,,,！

絶対に,,,！！！

、、、、、

答えようっ！

大丈夫っ！ 私！！

そして,,,

翌日の放課後,,,

私達は

快晴の青空の下

体を寄せ合い,,,

お互いの手に,,,

そっと,,,

触れた,,,

その後ろに、 マコがいることにも、 気付ずに,,,

END