俺　の　役　目

…………

……ぃ……

……ぉ………ぃ……

……お………ぃ……

…誰かが呼んでいる声がする

……お…い…

……おい…！

…起きろ…！

俺は…誰かの怒鳴り声で目を覚ました

眩しい光が目に入り込み…

とても眩しい…

「　柱の前だぞ　」

…は、柱……？

柱って…なんだ……？

え…？裁判……？

ど、どう言う事だ…？

と、言いかけた時…

ド　ｻ …

誰かが俺の頭を掴み…

地面に叩きつけた

「　テメェ…誰の前にいるのか…

　　わかってるのかぁ？　」

「　柱の前だぞ！　」

だから、柱って…なんだ…？

何のことかさっぱりわからない…

此処は何処で…

この人たちは一体…

誰なんだ…

と、清々しい声で言った

鬼殺隊……本部……？

何故……俺の名を、？

と、女性が話している所を

割り込みし…大声で言った

炎柱　煉獄　杏寿郎

対立違反……

そうか……禰󠄀豆子は鬼だから…

……

ーーーー！

ーー！

嗚呼…炭治郎が、可哀想だな…

あれでも…結構…傷だらけなんだよな…

骨、折れてたりするし……

…

炭治郎が気になって…他の柱達の話が頭に入らない…

……

と…伊黒さんが俺達を指差し言った

何を話せばいいか頭に思い浮かばない

俺達が黙っていると…

胡蝶さんが再び口を開け…

話し始めた

…

何とか話さずに…ぼうっと出来そうだ

もう…話のが飽き飽きして来た…

聞くだけでいいのに…

何故…話さなきゃ…いけない……

と、愚痴を思っていた時…

「　禰󠄀豆子は…妹なんです…！　」

と、訴える声が聞こえた＿