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ゆうこ
のぞみ
スマホの電源をいれるが
ロック画面が表示される
ゆうこ
のぞみ
ゆうこ
のぞみ
ゆうこ
ゆうこ
のぞみ
ゆうこ
自宅
ゆうこ
スマホの電源をいれる
ゆうこ
先ほどまでは
ロック画面が表示されていたのに
今はロック画面が表示されず
待ち受け画面が映し出されていた
ゆうこ
ゆうこ
ゆうこ
のぞみ
ゆうこ
のぞみ
ゆうこ
のぞみ
のぞみ
ゆうこ
のぞみ
ゆうこ
のぞみ
ゆうこ
のぞみ
ゆうこ
のぞみ
ゆうこ
のぞみ
意を決してメールを開くと
未送信メールが一件だった
ゆうこ
のぞみ
未送信メールを開くと
中に書かれていたのは
前の持ち主が書いたと思われる
メール
という奇妙なメッセージだった
自分のスマホに送られたメールには
メール
と書かれていた
のぞみ
ゆうこ
のぞみ
ゆうこ
のぞみ
ゆうこ
のぞみ
ゆうこ
のぞみ
ゆうこ
のぞみ
２人とも戻すのが一番と考えた
次の日
日中はスマホのことを忘れ
授業に集中していたが
下校時間が近づくと思い出す
夕方 下校途中に２人で
スマホを戻しにいった
ゆうこ
のぞみ
その後 本屋などに行き
夜７時に帰宅した
ゆうこ
しかし机の上に
戻したはずのスマホがあり
メールの受信を知らせる
ランプが点滅していた
ゆうこ
メールを開くとそこには
メール
と赤文字で書かれていた
ゆうこ
窓を開けてスマホを投げ飛ばす
アスファルトにあたったスマホは
カンと跳ねて、近くの川に落ちた
それでも怖くて布団をかぶっていたら
今度は電話の音が聞こえる
ゆうこ
おそるおそる机をみると
机の上には一部ヒビの入った
濡れているスマホがあった
ゆうこ
またメールが届く
そこには
メール
と書かれていた
ゆうこ
のぞみ
ゆうこ
のぞみ
のぞみ
ゆうこ
のぞみ
ゆうこ
のぞみ
ゆうこ
のぞみ
ゆうこ
のぞみ
ゆうこ
ようやく決心し
深霧の森にある小屋に向かった
たくさんの草木をかきわけて進み
３０分ほど歩いたところで
薄汚い小屋がみえてきた
入り口近づいた時に
また１通メールが届いた
メール
ゆうこ
のぞみ
小屋のドアを開ける
ゆうこ
のぞみ
ドアの先には
首吊り自殺した女性の遺体があった
ゆうこ
のぞみ
警察に連絡して
事情聴取を受けて家に帰った
数日後
スマホのメールを確認していると
前にあのケイタイから送られていた
メールの一部が
変わっていることに気づいた
メール
