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結衣
久々に会った結衣は私の知ってる結衣よりも
どこか不気味で「面影」を感じた
結衣
私
結衣
私
私
結衣
私
結衣
結衣は高頻度であの人に会いに行っている
私
結衣
私
私
結衣
私
結衣
私
私
私
私はつい熱くなってしまう
結衣
そんな私とは反対に結衣は寂しく微笑む
どこか消えそうで私は怖かった
白雲
その姿はあの人そっくりだった
私
あの人みたいに消えないでね。
あの人が帰ってきた
そう、本気で思ったの
結衣
夢叶
あの時抱きしめられた時
かすかにあの人と同じ匂いがした
私が信じてたのは神様だった
夢叶
神様は本人や周りしか知らないようなことを沢山知っていた
神様
神様
夢叶
薄々気付いてた、私がここにいるもあの人たちがここにいるのも
すべてこの人のせいだって。
神様
夢叶
分かってる、分かってるのに。
そんな顔をされると心を奪われてしまう
夢叶
そして時々神様は意味深な言葉を私に言う
神様
夢叶
神様
あの人は本当に本当に美しい人だった。
生命を感じさせない真っ白で不健全な肌。 それすら儚く惹き込まれそうになる
神様
神様は後ろに立つ私を見た
彩花
私はまた震える手で包丁を振り下ろした
彩花
夢叶
夢叶
神様…、ねえ。
ねえ。夢叶を救ってくれるの?
彩花
夢叶
そんな幻想は包丁が転がり落ちる音と共に 消え去った。
神様
グサッ
神様
神様
結衣
夢叶
血の気が引いた。
真っ白な肌が鮮やかな血で染まっている
拓海
拓海
彩花
夢叶
優希
彩花
優希
夢叶
彩花
優希
彩花
かつて自分が殺そうとした女の子と目が合った。
夢叶
心臓がうるさくなった。
夢叶
神様
結衣
結衣
結衣
神様
夢叶
結衣という子を見る神様は いつも私を見る目と違くて
夢叶
夢叶
私に「役立たず」と叫んだ声とは違う、優しく儚く 悲しい声で話している
夢叶
夢叶
夢叶
結衣
そんな事を考えているうちに神様は 鮮やかな血溜りの中で深い眠りに落ちた
彩花
優希
拓海
結衣
夢叶
夢叶
私の声は誰にも届かない
茜
茜
結衣
結衣という子の腕の中で神様は目を閉じている
彩花
優希
茜
茜
拓海
彩花
結衣
結衣
彩花
茜
夢叶
夢叶
夢叶
結衣
スルッッ……
夢叶
結衣ちゃんは自分を縛っていた縄を優しく解いた
夢叶
夢叶
結衣
結衣
夢叶
今思うとこの時からだと思う。
結衣ちゃんの中にあの人を感じたのは。
コメント
2件
凄いですね!見てると感動します!