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コメント
8件
ええっ⁉️⁉️⁉️⁉️⁉️⁉️ いったい、しょっぴーはどこに消えて・・今までどこに居たんだろーー😱😱❓❓ 生きていたの⁉️ゴーストになっちゃったのかな😱❓❓
seriousだなー これからが楽しみだぜ( ´›ω‹`)💕 ゆり組尊いな😇TO☆U☆TO☆I😇 最高っ! (なんかおじさん構文みたいになっちゃった???www)
ぬっし
ぬっし
ぬっし
ぬっし
涼太
涼太
猛吹雪の中、俺は歩いていた
周りを見渡しても どこも真っ白で
自分がどこにいるかも分からない
"彼"を追いかけて山に入ってから どのくらい経ったのだろうか
涼太
涼太
涼太
涼太
その瞬間 視界が急転し
俺は雪上に倒れ込んだ───
涼太
涼太
涼太
久しぶりに、昔の夢を見た
俺の大切な幼馴染が いなくなった日の夢
涼太
涼太
翔太、と口に出すのも 久しぶりだった
そんな彼は数年前 行方不明になってしまった
最後の目撃者は俺
逃げ出した翔太を追いかけ 俺が見失った
俺がもし、あの時 翔太を見つけられていれば…
今更しても遅い後悔を 何度もした
涼太
涼太
ふと窓から外を見ると 雪が降っていた
ふわふわした、綿のような雪
涼太
そういえば、あの日も 雪が降っていた
そして、今日と同じ日付に 翔太がいなくなったのを思い出す
涼太
涼太
ふと、そう思ってしまった
何年も会っていないけど 翔太が俺の大事な幼馴染なのには 変わりはないし
何より今日は あの日と同じ日付、同じ気候
もしかしたら、 あそこに行ったら───
涼太
そう思い立った俺は ベッドから降りて
寝間着から着替え 玄関にかけてあったコートを羽織り
家のドアを開けた
涼太
涼太
外は極寒で 吐いた息は真っ白だった
コートに雪が付き 白い斑模様を作っていく
涼太
涼太
昔の記憶を頼りに 翔太を追いかけた道を辿っていく
歩きながら辺りを見渡すたびに
あのときここで鬼ごっこしたな、 とか 懐かしい記憶が蘇る
涼太
涼太
しばらく歩き 少し開けた場所に出た
ここで翔太は消えてしまったのだ
涼太
涼太
こんな山奥で 数年間生きられるわけがない
涼太
涼太
翔太に会いたいからって あり得ない妄想をしていた
わざわざこんな山奥まで来て… 馬鹿みたいだ
そんなことを考えていると───
涼太
涼太
風が強くなったかと思えば
あの日のような 猛吹雪が襲ってきた
体に当たる雪が冷たい
涼太
涼太
雪のあまりの勢いに 目をぎゅっと瞑ったその時
パチンッ!
突如 指を鳴らす音が聞こえた
涼太
涼太
すると、俺の周りの 吹雪が勢いを無くしていく
自然と視界も晴れてきた
音のした方向をじっと見ていると 人影が浮かび上がった
翔太
翔太
そこには、 幾分か成長し あの時の面影を残した
翔太が立っていた。
ぬっし
ぬっし
ぬっし
ぬっし