「 その命の代わりに致死量の愛を。 」

聞き慣れた声にパソコンを閉じる

何時も通りのお誘いに 口元が緩みかける

反応が恐くなって敬語に戻ってしまう

予想に反する反応に安心する

唐突に巫山戯出す彼女は嫌いじゃない

寧ろ放置しておくと面白い

ほぼ日課の様な巫山戯を終えて 荷物を纏める

黒のセットアップを身に纏った彼は 何時もに増して輝いて見える

黒のミニワンピなんて らしくなくて可愛くも無い

きっと褒めても貰えない

そう思っているのに

どうしてかな

君は私が欲しい言葉を 何時も直球で届けてくれる

素直になるのが苦手な私を

可愛げの有る反応が出来ない私を

何時も１番だと言ってくれる

そして其の愛に負けない程に

私は、君の想像以上に君が好き。

君に何を言われても

君に何れ丈拒まれても

例え君が私を嫌いになったとしても

私は幾度と無く君の手を取る

幾度と無く

君と恋をしたい