嗚呼
終わりみたい
落ちる時間がやけに
永く辛いものに思えた
落ちて行く中
私が見たものは
雨と
夜明け空と
雪と
吸血鬼の彼。
異常気象、異常現象
私が落ちる前は
降っていなかったのに
雪が雪崩れるかのように
急に降り出した
夜明け空の筈なのに
夜明けよりも明るく
昼間のように眩しい
雨は少しおさまり
太陽と月が 何故か両方見えた
雪と雨に反射して
きらきらと光が舞う
あまりの綺麗さに
私は声が出なかった
そして、風が吹いた時
気づいた
私の落ちる速度
ゆっくりすぎ、、
何でッ、?
雪のクッションの上に
寝かされるように
落ちた時
私の傍に
カランコエが一輪咲いた
葛葉
いつのまにか私の隣に
寝転んだ葛葉くんが言った
葛葉
葛葉
葛葉
空桜
そのタイミングで
急に太陽の光が眩しくなる
慌てて走ってきたみんなは
息を荒げていた
叶
葛葉
黛灰
伏見ガク
剣持刀也
空桜
葛葉
伏見ガク
叶
起き上がった私に
叶さんは 抱きついて微笑んだ
叶
叶
少しの沈黙。
息を吸うのさえ
遠慮してしまう程
もどかしいものだった
叶
息も言葉も 詰まってしまった
彷徨っていた空間から
やっと、
居場所に辿り着いた
そんな気分だった
揺れる視界
震える唇
霞む風景
そして
頬を伝う涼しい雨。
空桜
片目に光が戻った
眩しい陽を感じる
心の傘はもう閉じて
いらなくなった
いつのまにか 雨は止んでいた
これにて、 三章終焉です。 おかえりなさい
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四章を詠む為 システムを再構築します。
システムの再構築は ♡数により進みます。 New log in __5000
この物語の つゞきをご覧になるか、 ならないか、は 観察者 兼 視聴者様 に委ねます
尚、データの再構築を 行わなくてもいい場合 又は、New log in 数に 到達しなかった場合には 明日の夜、今までの 空桜の物語は 消去されます。
では、良いクリスマスを。
コメント
18件
うおおおおおおおおお 楽しみいいいいいい
好き好き好き好き好きあいしてる なぜ神作品?
ほわぁぁぁあまぁぁぁぁぁぁぁぁぁ 続きみるよね?当たり前だよね? ってことで続き全力待機