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百鬼夜行 26話

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百鬼夜行 26話

1 - 百鬼夜行 26話

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2018年10月01日

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AM 1時30分

《黒猫マート》

レン

···········う··

アスマ

···········

レン

うっぅぅ~····

レン

うわーーーんっ

アスマ

っ?!

アスマ

レ、レン···

アスマ

お前が泣くなよ···

レン

だって!切なすぎるじゃないですかー!!

アスマ

それより···店長さんは···

レン

(それより?!って酷いですー!)

店長

う···く···

店長

はぁはぁ····

店長

·······くっ···

アスマ

(店長さん苦しそうにしてるぞ!?)

店長

うぅ····

猫又

(佐助····)

店長

く···、うぅ···くろ··が··

店長

黒鉄ぇ·····

アスマ

!!!!!

猫又

!!!!!!

レン

!!!!!

店長

黒鉄·····っ

店長

すまない···黒鉄··

猫又

···········

アスマ

店長さん··記憶が···

店長

ええ···

店長

黒鉄、まさか···こんな時代にまで

店長

俺の側に来てくれるなんて思ってなかったよ····

猫又

···佐助····

店長

····しかも···これからは話ができるのか?

猫又

あぁ··

アスマ

(ヤバい···感動してきた···)

店長

ふっ、話が出来て、俺より長く生きてる猫なんて

店長

昔に比べたら可愛くはないけどなっ

店長

ふははっ

店長

嬉しいなぁっ!

猫又

!!!!!!

猫又

さ、佐助···!!!

アスマ

···店長さん、あの···

店長

····ん?何だい?

アスマ

その···俺達にも二人の記憶が見えたんですが····

アスマ

大丈夫なんですか···その··

店長

あぁ···

店長

あの日、黒鉄を置いてきぼりにしたまま

店長

殺された事かい?

アスマ

っ!!!

アスマ

···は、はい···

レン

············

店長

あの日は悔いが残ってたよ··

店長

このまま黒鉄を置いて死ねないって思ってた··

店長

けど、

店長

死んでしまったものは仕方ないからね

猫又

···············

アスマ

············

レン

·············

店長

あれ?

店長

ま、まぁ最悪は蕎麦屋の女将がいるから

店長

大丈夫かな~って思ってさ~

猫又

(そう言えば、そう言う奴だったな···)

店長

まさか、俺の墓の前で黒鉄まで死んじまうとは

店長

思って無かったけど···

店長

でも!妖怪とは言え生き返って良かったよ黒鉄!!

猫又

············

店長

···俺の為にずっと側にいてくれて有り難う

アスマ

(案外、楽天的な人なんだなぁ······)

猫又

大したことじゃない··

店長

····でもなぁ···

猫又

·····?

店長

これからは、お前は自由に生きろ

猫又

!!!!?

店長

俺の為に生きるのはこれで終わりだ

猫又

な、なんで····

店長

別に根性の別れって訳じゃないぞ?

店長

いつでもここに戻ってくればいい

店長

暇さえあれば、遊びにもおいで

店長

でも今は、

店長

お前を必要としている人の力になってやる事が

店長

大切なんじゃないのかい?

レン

!!!

アスマ

!!!

猫又

!?

アスマ

な、何でそれを····

猫又

佐助っ·····!

店長

まぁ、何となくだけどね····

猫又

············

レン

·····猫又さん···!!

レン

··是非お願いしたいことがあります····!!

猫又

っ!!

アスマ

レン····

レン

私とっ!!

レン

私と契約を交わして下さい!!

猫又

契約···だと?

レン

はい····!!

レン

アスマさんの····

レン

使い魔に···

レン

いえっ!

レン

守護神となって頂きたいのですっ!

レン

お願いしますっ!!

猫又

···何故わしが···そのこわっぱの為に····

アスマ

っ!!

店長

黒鉄···俺からも頼むよ···

店長

契約してやってくれないか··

猫又

·············

猫又

···ならば···レン、お主は何を差し出す

アスマ

えっ?!

猫又

····契約とはそう言うものだ

レン

············

レン

··そうですね···

レン

では···、私の体の好きな部分を、1つお持ち頂いても

レン

構いません····

アスマ

はっ?!

猫又

············

店長

えっ····

猫又

それは、その美しい目玉や···

猫又

その白く細い腕でも良いと言うのだな?

レン

····はい

アスマ

ちょっ、ちょっと待った!!!

猫又

····何だこわっぱ

アスマ

何で俺の為にレンがケガしなきゃなんないんだよ!

猫又

怪我などさせぬ

アスマ

?!

猫又

元からえぐり取るだけだ

レン

····その部分が消え去る感覚ですよっ

店長

···それは···あまり良くないよ?黒鉄?

猫又

············

アスマ

そ、そうだよっ!絶対ダメだっ!!

レン

そんな事言ってる場合ではないのですっ!

猫又

····はぁ

猫又

全く····佐助がいるとやりにくい····

アスマ

?!

猫又

まぁ、良い····

猫又

ならば、毎日この辺にいる猫達にミルクを持って来い··

アスマ

!!!

猫又

それが契約の条件だ

レン

そっ、そんな事で良いのですか?!

猫又

······良いと言っている····

店長

さすがは俺の黒鉄だな~っ

店長

ナデナデ

猫又

·············

猫又

ニャ···ニャァ···

アスマ

!!!

アスマ

(やっぱ猫だ····)

猫又

············

レン

あっ、有り難うございますっ!

レン

毎日ミルク持ってきますっ!!

店長

·····こちらこそ、記憶を甦らせてくれて有り難うね

店長

君たちのお陰で、黒鉄の事を思い出せたよ···

店長

君たちも、黒鉄もいつでもここにおいで

店長

待っているからね

アスマ

は、はいっ!

猫又

····こわっぱに買い物させに毎日来るさ····

アスマ

えっ!!

アスマ

も、勿論毎日来ます!

·····そろそろ··

レン

!!!

アスマ

?!

良いか···?

取り敢えず、

飼い主と再会出来て···

良かったな猫又よ

猫又

あぁ···大陰···

アスマ

(そう言えば、居たんだった····)

レン

(忘れてました····)

さて、ならば··

わしは此れにて帰らせてもらう

レン

あっ、有り難うございましたっ!

···レン、お前はもう少し

腕を磨け

今回はお前の兄から頼まれて

渋々出てきたのじゃ

レン

!!!!

レン

そ、そうでしたか··

レン

申し訳ありません···

····それではの

達者でやれよ猫又···

猫又

·······あぁ

アスマ

消えた···

レン

(これで何とかスーパームーンは乗り越えられそうです!!)

アスマ

(これから、猫又と生活を共にするのかな?)

猫又

·····別に常にお前の側にいる訳ではない

アスマ

っ!!

アスマ

お、俺の心を読むなよ~っ

猫又

それから、わしの事は黒鉄と呼べ

アスマ

わ、分かったよ···

レン

黒鉄さんっ!!これから宜しくお願い致します!

アスマ

お願いします····

猫又

あぁ··

店長

よしっ、

店長

じゃあ、もう夜も遅いし帰ろっか

アスマ

あ、はい!

レン

はいっ!!

猫又

···········

店長

黒鉄、今日くらいは俺と一緒においで?

猫又

っ!!!

猫又

ニャァ··

アスマ

(っ可愛いっ)

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