看病がかり

【注意】 キャラ崩壊 主のオリジナル要素入ってる んじゃ、行ってらっしゃい！

怖いっ…

ちゃんと…空気読まないと、

私は昔の過去がきっかけで

「びりびり病」という病気になってしまった

治療法はまだ見つからず

救われるかどうかも分からない

空気に触れると体が崩壊してしまうらしい

確かに怖い

空気が怖いし痛い

空気を吸いたいのに上手く吸えなくて

空気が毒のようになる

今日も私は療養カプセル？で一日を過ごす

この中はとても安心する

空気を読まなくていいから

はぁ…ずっと空気を吸わずに1人になれたらどれだけ幸せだろう

あの子は看病がかりさん

私たちのことを看病してくれている人

何1つ話さないから怖くない

いつもこうやって私たちのことを見て、にこっとしてくれる

安心するような…

私にとってはこれくらいがちょうどいい

この震えにも慣れてきたな

最初は怖かったけど

一生付き合っていくものと考えれば怖さなんて消える

いつも考える

もしこの中から出てしまう時が来た時

また同じような思いをするのかと

怖い…

怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い

怖いの！

空気の読み方なんて…空気なんて

無くなればいいのにっ！

そういえば、あの時も…

私が初めてここに来た時に

優しく声をかけてくれたのもあなただったよね

ありがとう

私、頑張って空気と付き合えるように頑張るから

もし付き合えるようになったら

また優しい言葉をかけて褒めて

あなたの言葉一つ一つが、

私の勇気になるから

もし空気と付き合えたら

その時は、あなたとちゃんと話したい

私に勇気を与えてくれたこと

希望を忘れないようにしてくれたこと

全てにお礼を言いたい

今度は私が、優しい言葉をかけて抱きしめるから

𝐹𝑖𝑛.