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レトさんの目からは ボロボロと涙が零れ落ちる。
キヨ。
キヨ。
ぐずぐずの顔で俺を睨む。
レトルト
目を擦りながらカクテルを飲んでいる。
キヨ。
レトルト
キヨ。
俺とは目を合わせず、また無言で頷く。
キヨ。
キヨ。
思わず笑みがこぼれる。
それとは対象的に ひたすら泣いているレトさん。
キヨ。
レトルト
キヨ。
キヨ。
キヨ。
牛沢
牛沢
牛沢
レトルト
牛沢
キヨ。
キヨ。
牛沢
牛沢
キヨ。
レトルト
レトルト
家に帰り風呂も済ませた。
ベッドに二人で座りながら一息つく。
キヨ。
キヨ。
レトルト
キヨ。
でもきよくんが寂しくないように…
俺が一緒にいてあげる…
ずっと…
ずっと…おれ…が…
きよくんと…
キヨ。
キヨ。
俺はレトさんの手を取って 自分の胸に当てる。
キヨ。
キヨ。
レトルト
キヨ。
キヨ。
レトルト
レトさんの手をぎゅっと握って
その目を真っ直ぐ見つめる。
キヨ。
キヨ。
少し嫌そうな、恥ずかしそうな顔をして
俺の手を握り返してくれる。
レトルト
レトルト
本当?
本当に…?
キヨ。
レトルト
レトルト
レトルト
キヨ。
キヨ。
レトルト
レトルト
レトルト
キヨ。
レトルト
レトルト
レトルト
レトルト
俺はソファに置かれていた 不動産のパンフレットを思い出した。
キヨ。
キヨ。
キヨ。
キヨ。
キヨ。
レトルト
レトルト
キヨ。
お互いの欲が交差して 思う通りにいかなかった理由がわかった。
俺は自分の気持ちに気づかなくて
気付いても隠そうとしていて。
レトさんは自分の気持ちに 気づいていたけれど
それを伝えられずにいて。
キヨ。
レトルト
キヨ。
キヨ。
レトルト
お互いの心臓の音が聞こえてくる。
キヨ。
キヨ。
レトルト
レトルト
レトルト
レトさんが俺の手をさらに強く握る。
キヨ。
レトルト
TO BE CONTINUED…