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私の80%〜彼と一緒に死んだ私〜

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私の80%〜彼と一緒に死んだ私〜

2 - ep.1『彼が存在していることで』

♥

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2023年09月09日

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あの日から私は廃人になった

彼がいない世界が信じられなくて

いつまでも彼からの返信をまってしまう

○○

幸輝

○○

明日は何時集合がいい?

○○

この前言ってた駅前のスイーツ屋さん行きたいよね

○○

幸輝

○○

大好きだよ

○○

ねぇ

○○

返事してよ

コンコン

○○

....

入るよ?

ガチャッ

○○、

辛いのはわかるけど、

○○もいつかは前を向いて進まないといけないの

今すぐ忘れろなんて言わないから

○○

うるさい

○○

うるさいうるさい!((怒声

ビクッ

○○

お母さんはわかってない!

○○

私がどれだけ幸輝のことすきだったか、愛してたか

○○

大切な人を失った気持ちも

○○

自分の前で死んで行ったことも

○○

何も分からないよね?

○○

理解してもらおうとなんて全く思ってない

○○

でも何も分かってないくせに

○○

ごちゃごちゃ言ってこないで

でも、、

○○

出てって

幸輝

○○!

○○

幸輝!?((ギュッ

幸輝

ちょっと笑

○○

幸輝

今日の放課後だけどさ

幸輝

この後部活ないし

幸輝

この前言ってた駅前のスイーツ屋さん行こ!

○○

ほんと?!

幸輝

うん!

○○

いいよ!

○○

パチッ

○○

夢か、、、

こんな夢を毎晩見てる

彼が好きだった曲を聴く。

彼は珍しくレコードやCDを聞く人だった

お気に入りのCD貸してくれたけど

うちにはCDプレヤーなんてないから

わざわざ小さい持ち運び出来るやつ買って

有線イヤホンを片耳ずつつけて

並んで登校してた

彼が好きだった韓国人インフルエンサー

可愛すぎて嫉妬する気にもなれず

私もハマって彼女のSNSを見ては

オタクトークをしていた

彼の好きな色。

なにか迷えば緑を選んでた

身につけてるものだって、

彼が着けてると魅力的に感じて

2人でお揃いみたいになってた

私の80%は彼で出来ていた

彼が存在していることで

私というものは成り立っていた

彼が居なくなってから1週間が経ち

彼は死んだんだ

としみじみ感じてきた

○○

グスッ((泣

○○

幸輝、、、((泣

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