あの日から私は廃人になった
彼がいない世界が信じられなくて
いつまでも彼からの返信をまってしまう
○○
幸輝
○○
明日は何時集合がいい?
○○
この前言ってた駅前のスイーツ屋さん行きたいよね
○○
幸輝
○○
大好きだよ
○○
ねぇ
○○
返事してよ
コンコン
○○
....
母
入るよ?
ガチャッ
母
○○、
母
辛いのはわかるけど、
母
○○もいつかは前を向いて進まないといけないの
母
今すぐ忘れろなんて言わないから
○○
うるさい
○○
うるさいうるさい!((怒声
母
ビクッ
○○
お母さんはわかってない!
○○
私がどれだけ幸輝のことすきだったか、愛してたか
○○
大切な人を失った気持ちも
○○
自分の前で死んで行ったことも
○○
何も分からないよね?
○○
理解してもらおうとなんて全く思ってない
○○
でも何も分かってないくせに
○○
ごちゃごちゃ言ってこないで
母
でも、、
○○
出てって
幸輝
○○!
○○
幸輝!?((ギュッ
幸輝
ちょっと笑
○○
笑
幸輝
今日の放課後だけどさ
幸輝
この後部活ないし
幸輝
この前言ってた駅前のスイーツ屋さん行こ!
○○
ほんと?!
幸輝
うん!
○○
いいよ!
○○
パチッ
○○
夢か、、、
こんな夢を毎晩見てる
彼が好きだった曲を聴く。
彼は珍しくレコードやCDを聞く人だった
お気に入りのCD貸してくれたけど
うちにはCDプレヤーなんてないから
わざわざ小さい持ち運び出来るやつ買って
有線イヤホンを片耳ずつつけて
並んで登校してた
彼が好きだった韓国人インフルエンサー
可愛すぎて嫉妬する気にもなれず
私もハマって彼女のSNSを見ては
オタクトークをしていた
彼の好きな色。
なにか迷えば緑を選んでた
身につけてるものだって、
彼が着けてると魅力的に感じて
2人でお揃いみたいになってた
私の80%は彼で出来ていた
彼が存在していることで
私というものは成り立っていた
彼が居なくなってから1週間が経ち
彼は死んだんだ
としみじみ感じてきた
○○
グスッ((泣
○○
幸輝、、、((泣
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