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後々のどんでん返しがたまらない
走った
走って走って
息が切れるほど走った。
もう少しもう少し!
僕は思い切り地面を蹴った。
浮き上がる身体。
そうして重力が0になった瞬間。
君が現れた
愛しい愛しい
僕だけの君…
早く触れたくて手を伸ばす。
その刹那君は僕に気づく
君は 困ってるような、怒ってるような 複雑な面持ちで僕に言う
彼女
彼女
僕は笑顔で頷く
僕
僕
ー大好きだよー
彼女
彼女の柔らかな笑顔を見て 僕はとても幸福な気持ちになる。
そして…
僕の身体は降下する