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ON THE MIC

3 - 第3話

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2025年12月27日

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同じ事務所でデビューを目指す練習生たち。 友情、嫉妬、プレッシャー、脱落。 ステージに立てるのは、ほんの一部。 それでも彼らは、マイクを離さない。

第3話 ぶつかる声

ジフン

……よろしく

ソンウ

形だけの挨拶はいい

ユリ

ちょっと、最初からケンカしないで

空気はすでにピリついていた。

【楽曲発表】

トレーナー

今回の曲は、自己主張がテーマだ

スピーカーから流れる、強いビート。

ソンウ

ラップ、俺が作る

ジフン

勝手に決めるな。全体のバランスがある

ソンウ

バランス?
お前は“正解”しか見てない

ジフンの眉が動く。

【役割決め】 センター:ジフン メインラップ:ソンウ サブボーカル:ユリ

ユリ

……私、センターやりたい

二人が同時にユリを見る。

ジフン

今は安定を取るべきだ

ソンウ

逃げてるだけだろ

ユリは唇をかむ。

【練習】 音楽が流れる

ジフン

そこ、カウントずれてる

ソンウ

細かすぎ

ジフン

ズレは評価に出る

ソンウ

……お前のやり方じゃ、俺は死ぬ

ジフン

チームを壊す気か?

二人はにらみ合う。

【夜・廊下】 ユリが一人で座っている。

ミンジェ(別チーム)

大丈夫?

ユリ

二人とも、正しい。
でも、私の居場所がない

【リハーサル前日】

トレーナー

明日は本番と同じ評価だ

その言葉に、三人は黙り込む。

【本番直前・舞台裏】

静まり返った空間。

ユリ

……私、言いたいことある

二人が振り向く。

ユリ

二人とも、自分の夢しか見てない。
でも、私は“3人で立つステージ”が見たい

沈黙。

ジフン

……俺が、コントロールしすぎた

ソンウ

俺も……一人で目立とうとした

短い、うなずき。

【ステージ】

照明が落ちる。 音楽が始まる。 最初のセンターは——ユリ。 ジフンは一歩下がり、全体を支える。 ソンウのラップが、鋭く空気を切る。 三人の声が、初めて重なった。

【評価】

トレーナー

完璧ではない。
だが、一番“伝わった”

ソンウが、静かに息を吐く。

結果待ちの廊下。

ジフン

勝つために、何を捨てるか

掲示板の前で、三人は立ち止まる。

衝突は、終わりじゃない。 それは、チームになるための始まりだった。

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