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私
それは決まって、零時に聞こえる
男性の声と、音楽。
私
その人は、毎度同じ曲を歌う。
私
その人が歌う曲は、毎度毎度 歌う長さが違う。
今日は、機嫌がいいのだろうか。
私
そう思い、私はふと窓から 外を見下す。
気づかなかったけれど 下には水溜りが出来ていた。
私
そう思いながら辺りを見回すと
私
断言は出来ないだろうけど、 あの男だ。
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フードを被って、ヘッドホンも しているけれど、気づけた。
水溜りが溜まる雨の中 あの人は気にせず歌い、踊る
私
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その姿に見惚れていると 視線を感じたのか、彼は こっちを向いて目を見開いた。
私
思わずのことに私も目を開ける
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私
声は聞こえなかったけど 彼は
来いよ
そう言ってきた気がした
私
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私
外に出ると、彼はずぶ濡れだった。
私
そう傘を渡そうとすると、 彼は両手を上げて
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そう言った。
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私
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私
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私
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私
名前も知らない人とやる…?
それが顔に出ていたのか否や 彼は
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時雨