テラーノベル
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放課後、商店街。 俺はコンビニ前のベンチで背中を丸め、スマホを眺めていた。
ユイ
頭のてっぺんに、いきなりダメだしされる。顔を上げるとランドセルを背負った『先生』が立っていた。
俺
ユイ
俺
彼女は先日、自販機の前で、いきなり俺に100円を投資してくれた、小学生の『ユイ』。 あれから、時々通学路で会っては、俺に生意気な小言を言ってくる。
ユイ
ユイは断りもなく俺の隣にどっかり座り、短パンから突き出た足をブラブラさせる。
俺
ユイ
俺
ユイ
俺
ユイ
俺
ユイ
俺
ユイ
ユイは満足そうに鼻をならす。
ユイ
俺
ユイ
俺
俺はコンビニで紙パックのジュースを2本買って戻ってきた。1本を差し出す。
俺
ユイ
そんな事をいいながら3秒後にストローを挿して飲み始めた
ユイ
俺
ユイ
しばらく沈黙。 風がポニーテールを揺らす。
ユイ
ユイ
俺
ユイ
声のトーンが変わった。
俺
ユイ
俺
俺は温くなった紙パックを少し見て答えた。
俺
ユイ
俺
ユイ
ユイは腕を組んで、満足そうに頷いた
ユイ
俺
ユイ
ユイは跳ねるように立ち上がり、一度だけ振り返り手を振った。
ユイ
俺
夕方の光を反射して輝くランドセルが、雑踏の中に消えていく。
俺
俺は、飲み干した「暴力的な甘さ」の紙パックを握りしめた。
明日も、ここで背中を丸めてしまいそうな気がしたけれど。 ほんの少しだけ、姿勢を正してみた。
コメント
1件
♡50達成ありがとうございます✨