視線恐怖症な俺と（完結済み）

すいません 設定追加で 赤くんは青くんの兄でお願いします

こんなに混乱するのは初めてだ

家では一回しかなったことがない

暗い…

けど…眠く…っ

ここ…は?

誰かに…おんぶ…されてる……?

やば…バレたっ

震えが止まらない

何も…しない…

何も…触らない…

…大丈夫…だけど

上手く言葉が出ない…

どこ…?

生徒会室

まず…自己紹介…を

して…欲しい…

黄さんと…赤さん…

一応言えた

…優しい感覚だな

黄さんはなんか腹黒感がありそうだな

赤さん…弟いたんだ

初めて知った…

〈ちょ?!動いて大丈夫なの?!

なんか驚いてるけど…

なんか…言われた

よくわかったな…と思って俺は

ゆっくりｺｸﾘと頷いた

やっぱり…言われた

あの時と同じように、言い張った

…興味無さそうな感じ…

まぁ…いいか

気になるから聞いた

だって気になるんだから

ｶﾞﾗｶﾞﾗ

あ、いいところ…って…

赤さんが…抱いてるの…青…さん?

まさか…弟って…

"青"さん…?

やっぱり、青さんだ

あ…次の授業…

体調は普通に良い

ｺｸと頷いた

授業中

静かで何事もないような空間

なんでかと言うとそれは

なんか"テスト"…?をやっている

でも俺は分からないから

お絵描きをしてるだけ

ﾄﾞﾝｯ

誰かに当たった

いや…当たった人が悪い…

嫌…っ…嫌っ…

また…また…っ

いじめ…られる…っ

終わった…のに…やだ…

橙…さん…っ

気づいた…

でも…言葉が…上手く…出来ない…っ

ちょっと遠目にいた赤さんと黄さんも

欠け着いてきてくれた

でも…震えがどんどん高くなる

言葉も上手く出ない…っ

赤さんが…言ってくれた…

背中をさすってくれる黄さん

家族…

姉ちゃん…っ!

頑張って言ったけれど

多分聞こえていない

その時

聞こえたみたい

けれど俺はここで

気を失った

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