命に代えても！！~Another story~ いわふか編

パラ✉️

照へ

この手紙を読んでいるということは俺は きっともうこの世にはいないだろうな

照に伝えたいことがある

まず、すまなかった

"殺し屋組織のボスの息子"として生まれたお前に俺は小さい頃からお前に護身術や 格闘術、殺しの技ばかり教えてきたな

康二にも家の仕事のことを知ってもらう つもりだったが

照が康二には普通の暮らしをしてほしい。人を殺すなんていう汚れ仕事を康二に させたくない

そう俺に伝えてきたな

俺からの期待を康二の分まで背負って大変だっただろう

だが、俺も組織を守らなければならない 立場だ

俺に万が一のことがあれば、組織の資金 及び俺の全財産を照に譲渡する

俺の父さんも俺も必死に守ってきた この組織を今度は照が守ってやってくれ

俺はいつでも空から見守っているぞ

父さんより

こうして俺は正式に父さんの跡を継いだ

ガララ🚪

ｻﾞｸｯ🔪

ﾋﾞｼｬﾋﾞｼｬ!!

周りに飛び散った赤い血を眺める

次の日 放課後

ガララ🚪

ﾂｩｰ ﾎﾟﾀ

ガララ バタン🚪

俺のポーカーフェイスは完全に剥がれ、 誰もいない教室でしばらく泣くことしか 出来なかった