駅についた電車に乗って、一度都心部の方へ出てみることにする
真冬
真冬
僕は彼方さんがどこにいるのかの見当もつかない
あと、彼方さんの行く場所がわかる人がいるとするのなら…
真冬
混乱や心配、いろんな感情が渦巻いて 冷静に考えることができない
真冬
駅から出てしばらく歩いていると、住宅街に出た
見た感じ、富裕層の人たちが住むような場所だった
真冬
しばらく走っていると、とある表札が目に入った
真冬
真冬
???視点
???
???
真冬
???
???
???
しばらく言い合いをしていると、門が開いた
すると、中から女の人が出てきた
???
真冬
黒く少し長めの髪に、青色の瞳
彼方さんと似ている、目元や背格好 少し儚げな雰囲気も
真冬
真冬
僕は緊張で震えそうになる声をなんとか 出して、彼方さんのお母さんと向き合う
真冬
彼方の母
真冬
頭の中に、朝の微笑んでいた彼方さんが浮かんでくる
真冬
真冬
彼方の母
彼方さんの母親は少し驚いたような顔をしていたが、すぐに困ったように笑った
彼方の母
真冬
彼方の母
彼方の母
彼方の母
そう言って、怒ったような顔をしていた
彼方の母
真冬
彼方の母
真冬
真冬
真冬
彼方の母
真冬
彼方の母
突然大きな声を出したと思ったら、彼方さんの母親は、怒っていたけど無理に笑顔をつくっていた
彼方の母
真冬
その時、僕は彼方さんの言葉の意味がようやくわかったような気がした
『俺が家のこと話したら』
『どれくらい信じてくれる…?』
真冬
きっとあの言葉は、母親に話しても聞いてもらえなかったことから来たのだろう
僕は、心の底から怒りが滲み出てくるのがわかった
真冬
真冬
彼方の母
大きい声を出したから、僕も相手も 息を切らして呼吸が荒くなっていた
彼方の母
真冬
真冬
僕は彼方さんのお母さんに背を向けて、また駅のほうに歩き出した
彼方の母
真冬
真冬
今、何処で
真冬
どんな想いで
真冬
どうして、こんなに探しても
見つからないんだろう
真冬
真冬
手で目を拭って、僕はまた走り出した
どこかへ行ってしまったあの人を 探すために
コメント
2件
そらるさん一体何処へ行ってしまったんだ!? まふくん頑張って!!そらるさんを助けてくれ!! そらるさんのお母さんと一対一で話せたまふくんは凄いなぁ〜、 お母さんなら息子を大事にしてあげてよ… これからどうなるのか!?続きが楽しみです!
うわぁぁぁぁあ…そらるさぁぁん…… まふくんお願い!そらるさんを見つけて 助けてあげて!このままじゃそらるさんが… そらるさんだって好きでお父さんに 取り入ってるんじゃない!母親なら そらるさんノ味方になって助けてよ! 続き楽しみにしてます!