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悩め恋せよ17歳

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悩め恋せよ17歳

14 - いつも通りでいいのかな?

♥

270

2025年05月12日

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さくら

い…いいんですか!?

さくら

てか、いいんでしょうか!?

さくら

こういうのって自分で誘わなきゃダメなもんかと…

藤谷さん

そんなことないでしょ笑

藤谷さん

その代わり俺と柚月も文化祭行くけどいいなら〜

柚月さん

え、行きたい

さくら

えー!!ぜひ!!

藤谷さん

クラス何組?

さくら

6組です!あとライブも出ると思う…んですけど

さくら

そっちはまだメンバー決まってなくて

藤谷さん

オッケーオッケー

柚月さん

楽しみだ

柚月さん

でもいいの?さくらちゃん、自分で誘いたかったとか、ない?

さくら

あ…別にない、ですけど

さくら

私からも言っておこうとは思います、だからほんとに大丈夫です!

さくら

ありがとうございます!

雛ちゃん

さーくら

さくら

!雛ちゃん

雛ちゃん

出演バンド、まだ決まってないんだって?

さくら

うん、えっと…何個か誘われてるのはあるんだけど

さくら

1つやりたい曲があって。それで…新しいバンド探し中なの

さくら

ただ、みんな結構もう1個バンドってなるとキツいみたいでさ

雛ちゃん

雛ちゃん

いーじゃん。

さくら

へ、組んでくれるの?

雛ちゃん

いやぁ…この時期なるとアタシはなぁ…

雛ちゃん

キーボードだったらいけるけど

さくら

キーボード…それもいいね

雛ちゃん

でも別に助っ人でもいいんでしょ?

雛ちゃん

メインそっち。教えてあげようと思って

雛ちゃん

7組に愛莉っているじゃん。その子ベースはできんだけど

さくら

!愛莉ちゃん!?え!誘おうかな

雛ちゃん

やっぱ。さくら交友関係広いし仲良いと思った

雛ちゃん

喜ぶと思うし、誘ってあげな

さくら

ありがとう!

夏休み明け

さくらは困っていた。

さくら

(バンド…ほんとは空太と組もうと思ってたんだけどな)

さくら

(…言わないほうがいいのかな)

さくらはあの花火の日から言おうとしていたこと───つまり、「バンド組まない?」を、誰にも言い出せずにいた

さくら

(空太のドラム…好きなのに───)

と、帰りの準備をしていたさくらの机を誰かが叩く

空太

さくら

空太

空太

今週…日曜、暇?

さくら

え、うん、なんで?

空太

…デートしよ。

空太はそれだけ言うと、席から離れようとした。

途端に、聞いてしまったらしい男子がえ!と声を上げた。

 

うぇええ空太ってさくらのこと好きなん!?

瞬間、クラス中がざわついた。

空太

うわやべ

空太は呟くと、さくらに言う

空太

ごめん

さくら

空太

お前〜〜声でけえんだよ

 

ご、ごめんごめん、だってビックリして

空太

…好きだよ

 

え?

空太

俺、さくらに片想いしてんの!振られてるけど!

空太はそして、嵐のように去っていった。

さくら

きゃ〜〜〜!!

日曜日・午前───

乗り物から降りると、空太は大きく笑った

空太

あっは、お前、マジでずっとお子ちゃま!

さくら

空太もじゃん!

空太

しゃーない、こんなん楽しいし

さくら

私と空太って感じの場所選び〜笑

空太

と、思うじゃん?

さくら

え?

空太

はいマジ、今日はバカほど体力使うから

空太

まだ余しといて

言いつつ、2人は全力で満喫をした。

────日曜日・午後

さくら

ライブだったなら言ってよぉ!!!

空太

んは、迷ったんだけど

空太

さくらが好きなとこってやっぱ、1番はライブかなって

さくら

もう、ビックリした…めっちゃ楽しかった……

空太

ならよかった

空太

このバンドの、俺も1回来たかったんだ

さくら

分かる〜最近気になってた

空太

だよな、やっぱ、同じだと思った!

さくら

うん!

空太

ほら、やっぱ俺といると楽しいだろ?

さくら

うん───…うん、それは、ぜったい、そうなの

空太

ハハッ

空太

それがいっちゃん嬉しい

空太

俺お前のこと、大好きだからさ

さくら

…っ、空太ぁ、

空太

…ん?いいよ、分かってる。まだお前の1番にはなれてないって

さくら

─────ごめん、やっぱ、ダメだ、私…ごめん!!!

空太

え?

さくら

私好きな人がいます!!!!そしてワンチャン文化祭誘います!!!

さくら

だから今新しいバンド組もうって考えてたしあわよくば空太のこと誘いたいって思ってました!!!

さくら

不誠実でごめんなさい!!!

空太

───…それは

空太

確かに俺にひでぇー、さすがさくら、遠慮ねーな笑

さくら

…っごめん

空太

…うん、あのさ

空太

そろそろ出ねえと。どっか違うとこ、行こう。

さくら

あ…はい

さくら

(…正直、勿体無いとさえ思っちゃう)

さくら

(私は恋したことなかったし、憧れてたから)

さくら

(私のことをまっすぐ好きでいてくれて、いっぱい想い伝えてくれるようになった空太を)

さくら

(──振ること。もしかしたら、将来後悔するかも。)

さくら

(だって先輩とうまくいかないかもしれないし。でも───私)

さくら

(それでもいいって、それでも今は先輩を追いかけたいって思っちゃうんだ。)

空太

…なー、さっきのって、何?

さくら

な、何って!?

空太

バンドって…

さくら

あ、えっと…頼もうとしてたんだ、文化祭

空太

───花火の日に言おうとしたことも?

さくら

そうだよ

空太

なんだ、そんなことかよぉ

空太

協力してーとか、相談聞いてーとか、そういうのかと思った

さくら

それも言いたかったけど、…

空太

そ、バンドな。いーよ、やる?

さくら

!い、いいの!?

空太

別にぃ、でも、お前がその好きなヤツを想って引くなら

空太

俺はお前のために叩くから

さくら

っ〜〜いちいちそういうこと言わないで!

空太

ハッ、動揺すんなら本望だよ

空太

言っとくけど俺、お前が離れてっても追っかけるから

空太

無駄なこと考えて距離置くとかは…やめろよ

さくら

…う、ん

空太

お前が言ったんだろ?昔

空太

「なんで遊びたいのに断るの」って。

さくら

…そうだね。うん…でも酷なことじゃないの?振られて側に居続けるって

空太

俺がいいってんだからいーだろ!

空太

で、バンド!他は決まってんの?

さくら

それが…

さくらが事情を話すと、空太は呆れて言った。

空太

ボーカルがいない、しかもベースに愛莉を誘うって

空太

ほんとに俺誘おうとしてたのかよそれ

さくら

だって…まだ分かんなかったから…

空太

まあ、別に俺はいいけど。あっちがいいなら

さくら

え!いいの?

空太

別にいいけど

空太

愛莉もそろそろ俺のこと好きなのやめてるだろうし

さくら

分かんないじゃん

空太

そうだろ。だから…とにかく一旦誘ってみねえと分かんねえ

空太

全部やってから考えるアホなのが…さくらじゃん

さくら

アホって───

空太

アホで、そこがさくらのいーとこ。

さくら

や、やりにくいです…

空太

あは、ごめん、今のはちょっとわざとかも笑

空太

ほんとのことだけどさ

空太

ま、とりあえずメンバー決めなきゃだし

空太

誘ってみるか!

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