初
でへへへへ〜〜〜♡
七海
えっ、何。気持ち悪。
七海
何その幸せそうな顔!!
初
えへへ〜あのね!!!
初
今朝、王我先輩と電車一緒だったの!!!
七海
へぇ。よかったじゃん。
初
すんごい興味無さそうに言うじゃん...。
初
聞いてよ!今まで同じ電車に乗り合わせたことなんかなかったの!
初
すんごいラッキーじゃない?!
七海
先輩、引越しでもしたのかなぁ。
初
うふふ...ご近所さんだったりして♡
初
うふふふふふ......♡♡
七海
気持ち悪。
放課後
初
今日も相変わらず先輩はかっこいい。
七海
はいはい。
七海
あっ、今日バイトの日だった!!
七海
やっばい急がなきゃ!!!
初
えっ、帰っちゃうの?
七海
うん!ごめんね!!
七海
あんたも遅くならないうちに帰んなよ!!
初
はぁい
初
またね〜
初
(いくら見てても飽きないなぁ...)
初
ってあれ?!
初
もうこんな時間?!
初
いっけない暗くなっちゃう!!!
急いで帰る支度をして、
カバンを持って駅まで走った。
初
はぁ...はぁ...
初
(この電車に乗れば、暗くなる前に帰れるかな...っと)
初
...?!?!
初
(な、なんで...?!?!)
初
(なんで王我先輩が乗ってるの?!?!)
王我
......
初
(嘘でしょ...)
初
(私が帰る時、まだ部活やってたよね?!)
初
(......ま、いっか。ラッキー♡)
王我
.........
次の日
初
(今日は日直だからって、)
初
(いつもより二本も早い電車に乗っちゃった。)
初
(ちょっと早すぎたかな〜)
初
...?!?!?
初
(せ、先輩が...い、いる...!!!)
王我
......
初
(な、なんで?!?!)
初
(ぐ、偶然.........???)
王我
.........
初
(は、はは...ら、ラッキー......)
次の日
初
(ま、またいる!!!)
王我
.........
また次の日
初
(ひっ、またいる!!?!?)
王我
.........
次の日も
また次の日も...
先輩は同じ電車に乗っていた...
初
さすがに怖いよぉぉぉ!!!!
七海
だろうな。
初
なに?!最初は、ラッキー♡って思ってたけど
初
さすがにもう恐怖しかないよ!!!
初
始発から乗っても!!!
初
遅刻ギリギリに乗っても!!!
初
ずーーーーっといるんだけど?!?
七海
こわすぎwww
初
笑い事じゃないよ!!!
初
私これからは徒歩でいく...
七海
え?時間かかるんじゃない?
初
大丈夫。
初
朝早く起きて、帰りはすぐ帰れば大丈夫...。
七海
そっか。気をつけなよ?
初
うん...。
放課後
初
(はぁ......)
初
(あんなに大好きだった先輩が、)
初
(今では怖いなんて...)
初
(......私、被害妄想激しいだけなのかなぁ...)
初
っと...早く歩かなきゃ暗くなっちゃうよね。
王我
そうだね。
初
うん!
初
ぎぃやあああああ!!!!
初
なななななっ
初
なんで先輩がここに?!?!
王我
え?なんでって...
王我
偶然......
初
絶対嘘です!!!
初
なんなんですか?!?!
初
なんで私に付きまとうんですか?!?
目の前でくすくすと笑う先輩は
夕焼けに照らされて
きっと、前の私だったら見惚れてしまっていただろう。
初
(こわい...!こわすぎる...!!!)
初
な...なに笑ってるんですか......
王我
ははっ...ごめんごめん...
王我
怖がってる顔も可愛いなぁ...って
初
......は???
王我
俺は君のことを心配しているんだよ。
初
(何を...)
初
(言ってるんだ...??!)
王我
こんな夕暮れに女の子一人で帰るなんて危ないじゃないか。悪い奴に攫われたりしたらどうするんだよ。電車の中だってそうだ。いつ痴漢が現れるかわかんないだろ?けど君は一切危機感を持っていないから、俺が君を見張って、守ってあげていたんだよ。わかるかな?俺の気持ち。
早口で先輩は語りだした。
が、私は一切理解できなかった。
王我
これからは俺が守ってあげるからね...♡
初
きもちわるいわァァァ!!!!!!
続きます!!
王我






