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主
主
主
❤️
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❤️
💓
❤️
💓
確かにそうだ
俺は💓くんから逃げることなど出来ない
全て自分のせいだから
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ほっぺにキスをされただけで
こんなにも涙が出てくるなんて
あぁ～俺はなんて馬鹿なんだろう
主
💓くんが出てしばらくしてから
俺は仮眠室を後にした
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💛
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💛
💛
💛
❤️
❤️
💓くんの方を見ると課長と何やら話をしている様子だった
笑ってる
その笑顔さえも俺のものにすることは出来ない
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俺にとって憂鬱な時間
それは
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💙
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2人の姿を見ると
俺の醜い感情が溢れ出す
この黒くてドロドロとした気持ち
誰にもぶつけることは出来ない
だって全て俺の誤ちの代償だから
あの日俺は真っ直ぐ家に帰っていれば良かったんだ
帰っていれば今頃
俺は………
幸せだったはずだ
❤️
💛
💛
時計を見ると日をまたいでいた
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❤️
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❤️
❤️
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眠気も限界で
そのまま仮眠室へと移動した
ベットは案外ふかふかしていて
すぐに眠りについた
がちゃっ
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しばらくすると仮眠室の中には
俺の喘ぐ声が響いていた
朝目が覚めると
社長はいなくなっていた
それから社長とは無縁の生活を送り
きっとあれはその場の雰囲気だって
そう思っていた
💓
❤️
しかしある日突然
社長は俺を呼び出した
また仮眠室に
💓
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❤️
正直嫌だなんて思っていない
むしろ次を求めている自分がいることを
俺は知っている
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普段そんなことをしない俺は
きっとこの時だけは馬鹿だったんだ
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❤️
社内1有名なカップル
1度だけ彼女さんを見た事がある
青い髪が特徴的で笑顔が素敵な人だった
名前はたしか…
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最初から期待なんてしてない
かえってくる返事は決まってるも同然だから
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まさかの返答に涙が出てくる
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その日から俺と社長の関係は始まった
まさか自分自身を苦しめることになるとは知らずに
そして俺は今日も
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愛されています
きらびやかな蝶は
蜘蛛の巣に絡まってしまった
そこからは逃げ出すことは出来ず
迫り来る蜘蛛に怯えながら
生きていく
💓
嘘の愛してるにも
こんなに嬉しくなって
いつか俺だけを見てくれる日を
訪れない日を願いながら
甘い罠に引っかかった蝶は
もうそろそろそのきらびやかな
羽根で飛ぶことさえ出来なくなってしまう
END
主
主
主
主
主
主
コメント
7件
クモの巣に絡まったちょうの表現力えぐくないすか…
え？何が好きかって？ 全部好きです。( ˙-˙ )
最後の蜘蛛の巣に捕まった蝶…表現最高じゃないですか… ケータイ彼氏、百花繚乱が大好きです！←唐突
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