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町田康生
ゴメン、みおちゃん。
町田康生
俺、まだマオのこと忘れられなくて
澪緒
私はお姉ちゃんの代わりにはなれないってことですか？
澪緒
私、康ちゃんのこと、ずっと好きだったのに…
町田康生
マオが死んで、俺まだ心の整理がついてない。
澪緒
お姉ちゃんお姉ちゃんって…
澪緒
私、お姉ちゃんのようになりますから
澪緒
お姉ちゃんの代わりで良いですから
澪緒
お願いします！
町田康生
そう言われても…
町田康生
本当にまだマオが死んだって受け入れられてないんだ
町田康生
ゴメン
澪緒
じゃあ何で…
澪緒
なんで康ちゃんはあのとき私にキスしたの？
町田康生
あれは、気が動転してたんだ
町田康生
ごめんね、いきなりあんなことをして
町田康生
びっくりしたよね
澪緒
いえ、私は嬉しかったです。
澪緒
康ちゃんが元気になるなら、お姉ちゃんの代わりになりたいと思いました。
町田康生
みおちゃん…
町田康生
でも俺は、みおちゃんに、マオとして接することは出来ない…
澪緒
じゃあ、澪緒として接してください。
澪緒
澪緒
お姉ちゃんがね、言ったんです。
舞央
私が死んだら、康ちゃんのこと、よろしくね。
澪緒
そんなこと言わないで！お姉ちゃん！
舞央
ごめんね、澪緒。
舞央
お姉ちゃん、もうすぐで逝っちゃうの。
澪緒
なんで…
舞央
だから、康ちゃんを頼みます。
舞央
私の代わりに、康ちゃんを幸せにしてあげて
澪緒
お姉ちゃん…私の気持ち、知ってたの？
舞央
うん。ずっと前から。
舞央
私は、澪緒と康ちゃんお似合いだなって思うよ！
舞央
だから、私の分も生きて、幸せになってね、澪緒。
澪緒
お姉ちゃん…
澪緒
大好きだよ、お姉ちゃん！
澪緒
澪緒
だから、私が康ちゃんを幸せにしてあげないといけないんです。
澪緒
だって
澪緒
澪緒
お姉ちゃんと誓ったから
町田康生
町田康生
まだ心の整理ができてないから、返事はできないけど
町田康生
でも…
町田康生
実は、キスした時、マオとみおちゃんを重ねて見ていたんだ…
澪緒
え…？
町田康生
きっと長い時間がかかると思うけど…
町田康生
みおちゃんのこと、知りたいな
町田康生
マオの代わりじゃなくて、
町田康生
町田康生
澪緒ちゃんとして
澪緒
澪緒
は、はい！！
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
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