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わたし、立花千莉

今日からここ!

私立みどり学園高等部の

1年生になります!

うぅ…

進学校だけど受かってよかった

千莉の前を

きれいに整ったストレートロングヘアの

少女が通った。

ん?

立花千莉

あの子…すっごくきれい!

身体はモデルくらい細いし

顔はちょー可愛い!

なんと言っても…

立花千莉

あのストレートヘア!

謎の少女

うわっ!?

千莉が叫んだ瞬間

あの謎の少女が驚いた。

謎の少女

も、もしや…

謎の少女

私の事を追いかけていたのは

謎の少女

あなた?

立花千莉

へ?

どうやら

気づかぬうちに

あとを追いかけていたらしい

立花千莉

す、すみませんでした‼

謎の少女

あ、まっ…

千莉の頬が赤くなり

急いで教室に向かった。

はぁ…

なんであんな事したんだろ

もしかして

あの子に何かオーラがあった…

とか?

そ、そんなわけないよー

千莉は頬を叩いた。

立花千莉

忘れろ…!

立花千莉

わたし!

すると

ドアがガラガラと開き

担任の藤井先生が入って来た。

藤井先生

みんな揃ってるな?

藤井先生

HRを始めるぞー

放課後

小学生の男の子がはしゃぎながら

帰っていたり

中高生が友達と楽しく会話をしながら

下校をしていたり

親子が公園から家に帰る

時間だ。

ふぅ…

やっと1日が終わった

さてと

今日の晩御飯はなんだろなー

そんな事を考えていると

スマホから着信音が響いた。

わたしはすぐさまスマホを

確認する。

お母さんからだ!

えっと…なになに

お母さん

今日の晩御飯はカレーだから

お母さん

早く帰ってくるのよ

え?!

カレー!?

は、早く帰らないとー!

わたしは超特急で

駅に向かって走っていった。

ここは緑駅

千莉が通っている

みどり学園の最寄り駅で

電車通学をしている生徒は

この駅を使用しているが

大人の使用率も多く

出勤時間と登校時間が重なるため

朝は常に混雑している。

あ、あれ?

なんか駅前が騒がしいな

何かあったのかな?

わたしはとっさに

近くにいたおばさんに話しかけた。

立花千莉

あの、おばさん

立花千莉

何があったんですか?

おばさんが不安そうな声で言った。

おばさん

あ、千莉ちゃん

おばさん

あれが見えないの…?

立花千莉

え?

立花千莉

あれって?

おばさん

ほら、あそこの…

おばさんが

指を指す方向を見ると

なんとそこには

見た事もない怪物が

時計の上に立っていた。

でも、衝撃はそれだけではなかった。

なんと怪物が小さな男の子を

腕らしきもので押さえつけて

いたのだ。

え…どうしよう

あの子を助けないと!

どうすればいいか分からず

千莉はその場を見渡したが

その場にいる人々は全員

パニックにおちいっていた。

立花千莉

もしかして、助けられるのって

立花千莉

私だけ?!

そう思うと

心が不安でいっぱいになり

足がくすんでしまった。

もう、どうする事も出来ないと思い

泣きだしそうになった

その時だった。

近くのマンションの屋上から

あの少女の声が聞こえたのだ。

謎の少女

そこまでよ、バク!

少女は50階ほどあるマンションの

屋上から華麗に飛び降り

千莉の目の前に立った。

すると

謎の怪物

あーお久しぶりだな

謎の怪物

姫様

姫様!?

姫様って…もしかして

あの子の事?

少女は舌打ちをし

怒りを立てながら

話に答えた。

謎の少女

ちっ…

謎の少女

ここでは姫様と呼ばないでください

少女は魔法の杖を取り出した。

謎の少女

今は、ひと仕事片付けないといけません

そう言うと

少女は怪物を目掛け走って行く

謎の少女

ハァー!

謎の怪物

お、おい!

謎の怪物

こっちに来るなぁー!

すると

今度は助走をつけ

空に向かってジャンプをした。

立花千莉

と、飛んでる?!

謎の少女

坊や

謎の少女

あなたの事はお姉ちゃんが助けます!

謎の少女

自然よ、力を貸して!

謎の少女

ウォーターストリーム!

その瞬間

少女が持っている杖から

水が飛び出し

怪物にあたった。

謎の怪物

ウワァー!

立花千莉

えー!?

立花千莉

あ、あの怪物が…

立花千莉

やられた…?

小学生の男の子

助けてくれてありがとう!

小学生の男の子

魔法使いのお姉ちゃん!

少女が満面の笑顔で笑った。

謎の少女

フフッ

謎の少女

どういたしまして

謎の少女

気おつけて帰るのよ

小学生の男の子

はーい!

男の子が少女に手を振りながら

帰っていった。

謎の少女

立花さん

謎の少女

そこにいるのでしょう?

謎の少女

何も言わないから出て来なさい

立花千莉

はぁい

言われたとおり出てきたけど…

何かされるんでしょ?

絶対

謎の少女

ねぇ、立花さん

立花千莉

ひっ!?

立花千莉

なぁに…?

謎の少女

立花さん

謎の少女

あなたも魔法少女にならない?

立花千莉

へ?

わ、わたしが?

こんな普通のわたしが…?

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コメント

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ユーザー

マジですか。魔法少女系ですか。普段読まないジャンルだから、面白そう。これからも頑張って。

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