優斗
僕の名前は神崎 優斗。
優斗
そして、幼馴染の歌ノ瀬 彩葉。
彩葉
ん?優斗じゃん!よろしくね〜!
優斗
今年、同じクラスで席も隣で僕の好きな人だ。
彩葉
どうかした?
優斗
いや、なんでもないよ。
彩葉
ふーん?
優斗
(ニヤニヤしながらこっち見ないでよ・・・)
彩葉
ま、いっか。
優斗
(・・・?)
彩葉
よし、3度ぬぇ!?
担任
何だって?
彩葉
いや、特に何も・・・
優斗
ふふっ
彩葉
ちょ、優斗!?
休み時間
優斗
ふー。
彩葉
は〜疲れたぁ〜!
優斗
彩葉ちゃんは2度寝どこでしたの?
彩葉
通学途中〜。
優斗
寝るとこ変でしょ・・・
彩葉
寝れれば良くない?
優斗
そう?
優斗
(彩葉ちゃんの2度寝姿見たかった気もする。)
下校時刻
彩葉
優斗、眠くない?
優斗
そうかなぁ?
彩葉
春のぽかぽかに包まれて〜♪
優斗
あったね、そんな歌。
彩葉
懐かしいね〜。
担任
お前達、早く帰れよ。
彩葉
はーい。行こ、優斗!
優斗
うん。
担任
仲良いなぁ。
翌日
彩葉
はぁはぁ
優斗
?
彩葉
登校二日目にして遅刻しそうになった。
優斗
何してたの・・・
彩葉
飯食ってた!
優斗
女の子の言い方じゃないでしょ・・・
彩葉
いいのよ。減るもんじゃないんだし。
優斗
減るものどうこうの問題じゃないでしょ・・・
休み時間
彩葉
あれ?
優斗
どうしたの?
彩葉
教科書忘れた。
優斗
どこに?
彩葉
多分だけど家に・・・
担任
歌ノ瀬と神崎、教科書出しとけよ。
彩葉
あ、はい。
優斗
・・・
担任
どうした?
彩葉
いや、なんでもないっす。
優斗
(893かな・・・?)
担任
まぁ、次の時間までには出しとけよ。
彩葉
・・・
優斗
(どうしようかな・・・)
彩葉
(次の時間何だっけ・・・)
続く・・・