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きみに拾われてから

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きみに拾われてから

5 - 過去

♥

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2025年02月16日

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風が気持ちいー

、、、

なぁ、

なんでそんなに
金持ち嫌いなの?

関係ないです

関係あるだろ

ここに泊めてるんだぞ?

それはあなたの
勝手に泊めてる
だけじゃないですか、

で、なんで?

はぁ、

話さないと、

ダメなんですか、?

あぁ、

そうですか、

、、、

僕は、

僕は捨てられたんですよ

貴族の親に

はっ、?

僕は捨てられたというより

見捨てられたのかもしれない

ねぇ!
お母様!

何?
今忙しいの

急ぎかしら?

い、いえ

お時間とらせてしまい
申し訳ありません

、、、

っ、

お父様!

なんだ?

これ見て欲しくて!

すまない
今忙しいんだ

後でな

はい、

僕は隣の国の王家の家に生まれた

だからか親はすごく忙しかった

何をしてるのかは知らなかったが

お偉いさんなのは間違いない

だから僕には一切興味がないんだろう

僕の事ちゃんと見てくれた事はなかった

けど

別に辛い訳じゃなかった

メイドが面倒見てくれるし

不自由な生活してなかったし

けどある日

その生活も崩れた

バンンン

大きなドアの開ける音が聞こえ 振り返ってみると

兵士

おい!

兵士

手をあげろ!

そこには国の兵士が立っていた

兵士

お前らを国の国家転覆を
はかった反逆罪の罪で

拘束する!

聞いた時には意味が分からなかった

ちっ、違う!

そんな事していない!

兵士

そうか

兵士

だが拘束させてもらう

そんな事やっていない!

僕はそんな事知らない

けど声に出なかった

違う

出せなかった

なぜなら

両親に、物凄い形相で

睨まれたからだ

今言う事じゃないと

お前は黙っとけと

そう言われた気がして

声が出なかった

次→❤️100

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