一覧ページ

呪恋愛

第11話 - 呪恋愛

2,503

2023年05月27日

#らだぺん

#呪鬼2

#呪鬼

すごく長いのでお時間がある時に読むことをオススメします。

よっ、天乃…

…えっと…

貴方誰ですか？

やっぱ忘れてるか〜

ん〜、簡単に言えば…

お前の"大切な人"とか？( に )

大切な人ですか…

まぁ、そんな感じだよ

だから

そんな肩に力入れないでリラックスしていきな

…わ、分かりました…、

だから、敬語なしね

う、うん？

ふ、まだぎごちないな…( クス )

そりゃ、そうだろ…

とりあえず色々話してやるよ

彼は猿山らだ男というらしい彼は色々な事を教えてくれた内容はこうだった俺が記憶が無くなったのは俺に何かしらの衝撃が頭に当たったかららしいそれで倒れた俺を猿山がここまで運んでくれた。学校がいつも"暗い"のはもう使われていない学校で猿山はここの学校に閉じ込められている。なんで閉じ込められてるのか理由を聞いてみたがそれは企業秘密らしい。生徒とかもいたが猿山が1人残さず逃がした "ヒーロー"なんだとか…。だから、ここには俺と彼しかいないそれは、俺が望んでいたんだとか…

へぇ〜…そんな事が…

とまぁこんな感じだけど後気になる事ある？

ん〜…いや、もうあんまり無いかな

あ、ねぇ猿山

ん？

学校の中回りたい

……

ん、いーよ( にこ )

…やった！

そんな気になってたの？

まぁな！なんかちょっとワクワクしない？！

使われていない学校で2人きりって！

…そっか

じゃ行くか

おう！

それから色んな場所を巡った教室やら体育館やら職員室やら飼育屋やら色んなところを観光している気分で凄く楽しかった猿山も優しい人だしやっぱり"憧れるな"… ……？憧れる…？憧れるってなんだ…？

米暗いよ米

思い出せない… 記憶って思い出せるのかな…？俺にとって猿山が大切な人ならもっと、猿山の事を知りたい何が好きなのか何が嫌いなのか大切な人ならばそういうのも知っておかなきゃならない？

…天乃？

ん、あ、どうしたの？

いや、止まってたから、考え事？

ん〜…

そんなんじゃないよ

…

嘘だろそれ

(　ギク　)

な、なんで…？

なんでってそりゃ

分かるよ、天乃の事だし( ふ )

……

そっか！( に )

嗚呼…ダメだな… なんとなく分かるあって数時間しか経ってないのに俺は、猿山と居ると安心するような感じがする

ね、猿山！

ん〜？

俺、猿山の事もっと知りたいわ！

え〜？俺の事？( クス )

いーよ。いくらでも質問しな

…！やった！

じゃ〜…好きなタイプとか！

え、なんでそれからなの…？

いーだろ別に、( ふふん )

俺にとっては全く良くない

な！？べ、別にいーだろ減るもんじゃないし！

いやいや、おかしいでしょ…

大体さ、ーーーーー？？

ーーーーー！

……ーーーーー

…！？！///

ー？ーー？( ふふ )

ーーー！！！////

ーーー？

…ーー…//

…ーー、//

おぉ！大分暗いなほんとに！

まぁ、ずっと夜みたいなもんだからな…

ふーん、でもそのおかげで

星、すっごい綺麗だよな

…

考えたこと無かったわ…

マジかよ、勿体ねぇ〜…

そうか？星なんていくらでも見れるだろ…

ロマンがないよそれは

はいはい

…ねぇ猿山

ん？

ここって"壊れたり"しないの？

崩壊…？みたいな？

うーん…

多分ないんじゃないの？

ここは、現実とリンクしてある場所だし…

現実とリンク？

簡単に言えば、現実とこの世の建物が一致してるでしょ？

うん

現実の方でリンクしてるなら、現実の方でここの学校が壊れない限りこの世も壊れないってこと

まぁ、ただの俺の勘だけど…

ふ〜ん、なるほど

全くわからん！

説明した意味無し…！？

まぁ、言いたいことはあれでしょ？

ん？

俺とらだ男の 2人だけの世界がずっと永遠に続く

そういうことでしょ！( に )

……

ふ…

そうだな

暗い暗い

…

ずっと、このままでいいのか？彼奴らを殺そうとして… 絵斗を無理やり襲おうとして… 挙句の果てには俺は絵斗の記憶を1部消して俺に依存させて… ずっとこのまま幸せでいいのか？何も起こらず… このまま平和で… なんか、おかしいな… うん

おかしいんだよ

…？らだ男？どうした？

ん、あぁ、いや

本当にこのままずっと幸せでいいのかなって

…( じっと見つめ )

ほら、悪い人ってさいつかは敗れるだろ？

戦いものと同じ、悪者は必ずヒーローに負けるんだ

だから、俺も…

いつか敗北するんじゃないかって

……

そんなの分からないだろ

…、！

だって、俺にとってらだ男は悪者じゃないもん

悪者って皆から言われるから悪者であって

らだ男は、今まで誰かに悪者判定されてたの？

あ、いやそれはわかんないけど…

なら大丈夫だよ！

俺は、この関係にヒビが入るなんて思ってない！

ね？らだ男もそう思うでしょ？

そういい絵斗は笑顔で、俺の手をぎゅっと優しく掴んだ

絵斗…

あぁ…そうだな…
(　ふふ　)

ドクン

……ッ！

…？猿山？

……、

どうしたの…？

ん、？あぁなんでもない…

感じる… 感じるんだ… 何か俺にとって嫌なことが起こる… 絶対だ… この感覚はきっと…

誰か来た…

え、あれ誰？

……ッ！
(　バッと後ろを向き　)

あ、貴方は…

くっ…

探偵さんがよぉ…

雪探偵

……

雪探偵

残念だけど貴方には帰ってもらうわ

雪探偵

私は、あのお方のためにここに来た

雪探偵

なのに貴方は…

…ッ…

雪探偵

閉じ込めたのね

あの、執事を

一体、なんの事…？あれって…

……、

雪探偵

……

雪探偵

悪いけれど…もう

夢の国はおしまいよ

そう言った後探偵さんの背後から無数の黒い手が俺たちの方に向かって長く伸びてきたきっとあの手は

俺たちを引き離してしまう…

絵斗…ッ！逃げるぞ！

えっ！？あ、うん…！

雪探偵

……

逃がしはしない

はぁ…はぁ…

ら…らだ男…

くっそ…

行き止まりか…

雪探偵

もう観念した方がいいわ

……ッ！

雪探偵

結局…

こうなる運命なんだから…

素早く1本の手が絵斗に素早く向かった俺はそれを止めようとした

が、間に合わなかった

…！？

絵斗…、！！！

…ッ、！

なぁ、このまま本気で返す気なのかよ…！

雪探偵

……

いいんですか、！本当にそれで…！？

雪探偵

いいの…これで…

だって貴方は…、！

やっと本当の世界に行けたじゃないですか！

雪探偵

………

現実世界にて

えっ、それってどういう…

最後ってなんすか…？

雪探偵

…( にこ )

雪探偵

最後は最後、もう会うことは無いわ

rbr

会うことない！？

どういう意味っすかそれ！？

雪探偵

私は…もう

いない存在なの

雪探偵

君ならわかるよね…？

桃瀬君

………

んな、どういう事や…？

なんの関係性があるねん…

薄らとしかわからんけど…

親父の書斎で見たんや…

この探偵さんの写真を

んな、まさか…

そんなことあらへんて…

rbr

せやで…だって、お前んとこの書斎って…

rbr

昔のばっかやろ…？

……

んな、おい…マジかよ…

ほんま、きちぃて…

……探偵さんは

本当はおらへんってことか…？

雪探偵

まぁ、簡単に言えばね

じやなんで

現実世界にいるんや…

雪探偵

……

雪探偵

あまりこれは言いたくなかったのだけれど仕方ないわね…

生贄よ

雪探偵

生贄がいたからここに来たの…

rbr

生贄って、まさか…！

雪探偵

…

雪探偵

えぇ、まぁそういう事ね…

rbr

んなっ…

rbr

……お兄ちゃん…

雪探偵

……

雪探偵

…( にこ )

雪探偵

大丈夫よ、私に任せなさい

任せる言うたって…もう何も手段も…

雪探偵

あら、あるじゃないの？

雪探偵

たった、1つの方法を

…たった一つの

方法…

雪探偵

…ふ、そんな固く考えなくていいのよ

雪探偵

前と同じようにやればいいの

前と同じように…？

雪探偵

えぇ

貴方達の担任にしたように私も同じのをやればいいわ

…！？んなちょまってくださいよ…！

rbr

同じように…？

それは、どういうことだ、コネシマ…？

……ッ

シッマ…？

…

願う

…？トントン…？

鳥居に願うんすね…

雪探偵

……

雪探偵

そうね

でも、成功するかもわからんすよ…

俺だって…本当は…

雪探偵

…大丈夫、そんな顔しないの

……、

雪探偵

きっと成功するわ

雪探偵

なんてたって私…

もう、死んでるもの

雪探偵

行けたとしても私がいなきゃ行けない世界はこっち…

雪探偵

だから来たって訳よ

…ッ、んなのあんまりですよ…

らだ男…？

……

雪探偵

じゃ、残念だけど"変えさせて"もらうわね

あ、…その…

雪探偵

何？

……

この世界にも上下関係が存在している。それは、何年ここに居るかぐらいのそれぐらいしかない。俺は、まぁ最近って言えば最近なのかな？この人達に比べれば… 1人は57年前にこの世を去り囚われている。猿の中に… だけどこの探偵さんは… 何らかの力で猿の中から出たちょっと特別な人だ… この探偵さんも結構長い… 探偵さんはもう

46年前にこの世を去っているんだ…

お願いです…俺も、絵斗も、ここを好んでるんだ…ッ！

ずっと、永遠にこのまま…ずっと居たい…

雪探偵

…

雪探偵

そうなの？

…俺も、

俺も、ずっとこのまま居たいんです！

らだ男を1人にさせるなんて考えられないんですよ…ッ！

雪探偵

……

…考え直してください…

このままこのまま押せば勝てる…！

雪探偵

はぁ、

無理よ

…ッ、なんでですか…！

願いだからよ

…、！？

雪探偵

あの子達の願いだから

雪探偵

叶えさせないといけないでしょ？

そう言うと、俺たちの真横に何らかの大きい穴が出来たあれはきっと現実世界に帰られるもの…

んな…ッ！？

わっ！？！

ものすごい勢いで絵斗が穴の方に向かわされるまだ捕まったままもし、もしあの穴に入ったら… 俺のことは忘れちゃう？そんなことは嫌だ…！何か、なにかもっと俺と絵斗が一緒にいられる方法…！

…！

そうか…

俺も…

あの穴に入れば…

…！？

雪探偵

何を言っているの？

俺は、考えることいっぱいいっぱいで周りが見えておらず黒い手に捕まってしまい身動きが出来なくなってしまった

くっそ…離せ…"

らだ男！！

…ッ！(　バッ　)

あ、…

らだ男…！

もう穴に入ろうとしてる… ヤダ…このまま無くなるなんて… せめて…せめて最後ぐらい… 教師としてやらなきゃな…

……ッ、

絵斗…！！

……ッ！

絶対…絶対に…

忘れんなよ！！

らだ男…！

絶対に、絶対に…！

忘れない！！

……ッ、！

その言葉を最後に天乃絵斗は現実世界に行ってしまった

雪探偵

……

分かってた…

どうせ、負けるぐらい…

だって、探偵さん強いですもん…
( ハハ… )

雪探偵

…

雪探偵

少しぐらい…

現実世界を見てみる？

え、ッ…

でもそれって…、！

雪探偵

…いいのよ

雪探偵

少しぐらいなんだから…

雪探偵

最後ぐらいお見送りしてきてください

……

なんで…なんでそこだけ…

優しいんすか…

※　朝よ朝　※

……

ん…( パチ )

うっ…ここは…？

rbr

……、！

rbr

…！お兄ちゃん…！！

うおっ！？ろ、ロボ太！？急に抱きついてどうしたんだ！？

rbr

お兄ちゃん…！お兄ちゃん…！
( 泣 )

…、( 微笑み )

よしよし、何か怖いものでも見たかー？

あっ！刑事！

…！？何！？

き、君達！？

俺は鳥居で目覚めると続々とロボ太達が来た。その後は皆同じで泣きながら俺に抱きついてきた。何があったのかはよく"分からない" きっと怖いものを見てしまったのだ

良かった…、！良かったすよホンマに…！

……ズッ…( 泣 )

もう、皆泣き止んでよ…！

何があったか分からないけれど、ここにずっといるのも…ねぇ？( 焦 )

神様の迷惑でしょ…！( 焦 )

俺は泣いている子供達を抱っこしたりおんぶしたり泣き止ませてみんなの気持ちを落ち着かせた

もう大丈夫かい？

はい…

俺も大丈夫です…

俺も…

俺も行けます…

rbr

兄さん…俺も行ける…

そっか、じゃ行くとしようか！

そんなめそめそしてても何も変わらないんだから

明るく行くぞ！！

rbr

…、良かった…いつもの兄さんだ…、！

お前、なんちゅう泣き顔してんねん…w

いや、お前もな鬱…？w

いやいや、お前もやから…！w

いや、お前もっ…て、何時までこのパターン続くねん！？

皆そうやから！？

ふは、なんだそれw

この後は、無事皆笑顔を取り戻し家に帰ろうとするのでした

めでたしめでたし

忘れんなよ…

……、えっ？
( 後ろを振り返り )

rbr

…？兄さん？どした？

え？あ、ううん…

なんでもない！

おかえりなさ〜い！！なんか、色々詰め込みすぎちゃっておかしくなっちゃいました…💦 最終話っていうのに… 本当に申し訳ございません…💦 それでは！改めてまた感謝の気持ちを込めて… 呪恋愛！感動ドラマチック系 + センシティブ + 過去編にて幕を閉ざさせて頂きます！ずっと見てきた皆様方！誠にありがとうございます！✨️ ここまで書けれたのも皆様のおかげです！✨️ そして！この参加型物語に応募して下さった皆様も本当に感謝してます！😭🙏✨️ もくもさんからきた雪探偵にも本当に感謝しております！😚✨️ またこういう参加型があるかもしれないので是非参加してください！😊 また、物語をつくりたいなとおもっておりますので！またよろしくお願いします！それでは！呪恋愛からでした〜！！✨️

おまけ