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立花ゆり
おかあさん
お母さん
なぁに？ゆり
立花ゆり
あたし、お菓子食べたい！
お母さん
あら、じゃあお買い物終わったらいいわよ
立花ゆり
やった！！おかあさんだいすき！
お母さん
ふふ、お母さんも大好きよ。さぁ、お買い物済ませて、早くお父さんのところにもどりましょ
立花ゆり
うん！
医者
立花さん…
お母さん
夫は？！夫は大丈夫なんですよね！？
医者
…我々も手をつくしましたが…
立花ゆり
おかあさん…お父さんどこいっちゃったの？
お母さん
ゆり…まさか…ゆりのせいなの…？
立花ゆり
なんのこと？おかあさん
お母さん
あんたが…あんたがやってきたから私達は不幸になったんじゃないの！？
お母さん
お父さんの会社が倒産して！
お母さん
ひとつの希望のため、宝くじを買ったら当たった。
お母さん
そして周りの親戚からは命を狙われて…
お母さん
お父さんは事故にあった。
お母さん
これも全て、あんたのせいなんじゃないの！？
立花ゆり
おかあさ…
お母さん
うるさい！この悪魔！！
立花ゆり
おかあさん…うわあああん
お母さん
うるさい！うるさいうるさいうるさい！
ーーーーーーー
立花ゆり
ふぅ…
立花ゆり
やっぱり、外の空気は美味しい。
立花ゆり
胸糞悪いな
立花ゆり
そんなこと言ってる場合じゃないか
立花ゆり
バイバイ、おかあさん。お父さんとまってるね
この後どうなったのか、それはテレビでも公表されてないし
ゆりの遺体、もゆりの存在自体も
消えていた
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
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