自分
ところで、あなた達は……
灰谷 蘭
俺は灰谷 蘭
灰谷 竜胆
俺は竜胆
自分
蘭さんと、竜胆さん
灰谷 蘭
呼び捨てでいいよ
灰谷 竜胆
さん付けられると変な感じするしな
自分
じゃあ蘭と竜胆
灰谷 蘭
うん
自分
えっと、まず、私の事助けてくれて、ありがとうございました
灰谷 竜胆
んなこと気にしなくていいって
灰谷 蘭
そうそう、助け合いって言うじゃん?
自分
ありがとうございます
自分
私○○っていいます。
色々あって、家を出てきました
色々あって、家を出てきました
灰谷 竜胆
つーことは家出中ってこと?
自分
そうです
自分
行く宛ても無く、2週間程ずっと歩き続けてて……
灰谷 蘭
待って、え?
2週間も??
2週間も??
灰谷 竜胆
その間ずっと1人で!?
自分
は、はい
灰谷 蘭
竜胆、なんか飯作って
灰谷 竜胆
すぐ作るから待ってろ
自分
ありがとう、ございます?
竜胆がご飯を作ってくれました。 竜胆くんやっさしぃ〜⤴︎(主)
灰谷 竜胆
お待たせ
灰谷 蘭
うわっ、めっちゃ作ったじゃん
灰谷 竜胆
いや、腹減ってるかなって
灰谷 蘭
○○、これ好きなだけ食べな
自分
えっ!で、でも……
灰谷 蘭
いいから、遠慮しないで
灰谷 竜胆
その感じだと、2週間ろくに飯食ってねぇんじゃねぇのか
自分
はい……
灰谷 蘭
だったら遠慮しないで!
足りないなら作るから!竜胆が!
足りないなら作るから!竜胆が!
灰谷 竜胆
兄ちゃんは作んないのかよ!
灰谷 蘭
だって、竜胆の方が上手だし
灰谷 竜胆
……(´△`)
そして結局、竜胆が作った大量の料理は 3人で美味しくいただきました。
自分
ご馳走様でした
灰谷 竜胆
美味しかった?
自分
はい、とっても美味しかったです
灰谷 竜胆
ならよかったよ
灰谷 蘭
竜胆は料理上手だからな
自分
じゃあ私はそろそろ失礼します
灰谷 竜胆
え、どっか行くの?
自分
はい。流石にこれ以上居て、迷惑をかける訳には……
灰谷 蘭
迷惑なんて思わないよ
灰谷 蘭
だからまだここにいて
灰谷 竜胆
それに今何時だと思ってんの?
灰谷 竜胆
こんな真夜中に外に出すわけないじゃん
自分
でも……
灰谷 蘭
あー、そんじゃあこーしよ
灰谷 竜胆
?
灰谷 蘭
どーせ○○ここでても行く宛てないんでしょ?さっき言ってたし
自分
はい、
灰谷 蘭
ならもう俺らと住めばいいじゃん
灰谷 蘭
てことで今日から俺らの妹ね?
自分
え!?
急に何を…!?
急に何を…!?
灰谷 竜胆
あー、でも確かにそれいいかもな
灰谷 蘭
でしょー?
灰谷 竜胆
さっすが兄ちゃん
いいこと思いつくじゃん
いいこと思いつくじゃん
灰谷 蘭
だろ?( ¯﹀¯ )
灰谷 蘭
てことだからさ
○○今日から俺らの妹ね
○○今日から俺らの妹ね
自分
え、でも…
灰谷 蘭
あーー、反論とか聞きませーん
それに聞こえませーーん
それに聞こえませーーん
灰谷 竜胆
兄ちゃんこうなったら聞く耳持たねぇんだよ
自分
そんな…
灰谷 竜胆
だけどまぁ、ここにいれば安全だし、道端で倒れるってこともねーからさ
灰谷 竜胆
ここに住めよ
自分
……
自分
(少しなら、いてもいいかな)
自分
(でも、もしこの2人に迷惑がかかりそうになったら、その時はすぐに出ていこう)
自分
分かりました
灰谷 蘭
はい、これで決まりねー
灰谷 蘭
じゃあ○○、これからよろしくね
灰谷 竜胆
よろしくな
自分
はい、よろしくお願いします*_ _)
灰谷 蘭
あ、そうそう
自分
?
灰谷 蘭
敬語、やめて?
灰谷 蘭
俺ら今日から兄妹なんだしさ
タメで喋ってよ
タメで喋ってよ
自分
はい…あ、うん
灰谷 竜胆
自分のペースでいいから
ちょっとずつタメになってって
ちょっとずつタメになってって
灰谷 蘭
あと、俺の事お兄ちゃんって呼んで♪
灰谷 竜胆
兄ちゃんそれは調子乗ったな?
灰谷 蘭
あ、バレた
自分
(*´ ∨`)
自分
(面白い人達だな)
灰谷 蘭
あ!やっと笑った!
自分
えっ!?
灰谷 竜胆
○○、ずっと無表情だったからさ
兄ちゃん、ちょっと心配してたんだよ
兄ちゃん、ちょっと心配してたんだよ
灰谷 蘭
いやぁ、笑った顔可愛いな( '-' )
自分
そ、そんなこと…ない……デス(ボソッ)
灰谷 蘭
…>_<…(可愛い)
灰谷 竜胆
-᷅_-᷄ ๑(ヵヮィィ)