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400万人の君へ

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400万人の君へ

1 - 400万人の君へ

♥

362

2022年10月07日

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ぬっし☆

どうも

ぬっし☆

えー、こちら

ぬっし☆

完全にボツ小説となっております

ぬっし☆

意味わかんないです

ぬっし☆

せっかくのお祝いなのにちょっと暗めにしちゃったし…

ぬっし☆

それでも問題ない方は見てってくれると嬉しいです

ぬっし☆

それでは!

ぬっし☆

※本人様とは一切関係ありません

ぬっし☆

※通報はやめてくださいm(_ _)m

ぬっし☆

本編へどうぞ!

俺は、彼の隣にいていいのだろうか

最近、いつも考えてしまう 彼の登録者数がもうすぐ400万人を突破する 喜んでいる人や緊張してる人、色んな人がいるだろう そう、これはとても喜ばしいことなのだ

…こと、なのに、 もちろん嬉しい、けど寂しい 寂しいというより、不安 彼の登録者数が増えていくたび、彼がどんどん遠くに行ってしまっている気がして怖くて不安で仕方ない それと、心に何かもやがかかっている感覚がする

r

(…だめだだめだ、明日はキヨくんと遊ぶ約束してるから早く寝ないと、)

その原因を考え始めると寝る時間が遅くなるのは確実なため、布団を頭までかぶり、目を固く閉じた

r

キヨくん、400万人おめでとう!

k

あ、ありがとう

r

いやー、はやいね~!

k

うん、そうだね、w

なぜか気まずそうに笑うキヨくんに疑問を持ちながらも質問をする

r

こんなこと言うのも照れくさいけど…さ、

r

その~…

r

これからもずっと、隣に居てね、!

は、はっず!///良くこんな恥ずかしいこと言えた…な…? あれ、キヨくんの様子が…

r

…?キヨくん…?

r

どうし、

k

ごめん、

r

え?

k

ごめん、レトさん

k

俺、もうレトさんの隣には───

r

~っ!!!

バサッ

r

っはぁっはぁっ…ゆ、ゆめ…?

寒い時期なのに汗びっしょりで飛び起きた 最悪な夢だったな、なんて苦笑いする でも、夢だったと分かっていてもやっぱり怖くて、震えるからだを抱き締めるように足を引き寄せ顔を埋めて布団の真ん中で静かに泣いた

ピピピピッピピピピッ

r

ビクッ

急なアラームで現実に引き戻される ああ、もうそんな時間か… このアラームはキヨくんが家にくる10分前にかけてたアラームだった まあ、時間通りにくるかどうかは別として

r

(…準備、しなきゃ、)

重たい体を動かして、色々準備するためにリビングへと向かった

ピーンポーン

ちょうど片付けが終わった頃、来客を知らせるインターホンがなった

もう、来てしまった 会いたいのに、会いたくない そんな気持ちを無理やり押し込んで、俺は玄関の鍵を開けた

ガチャッ

k

あ、おっそ~い!

r

…そんなに時間かかってへんやろ

k

も~…

文句を言いながらズカズカ入ってくる彼の背中を見ながらまたリビングへと戻った

リビングにつくとキヨくんはバックを下ろし、コートをかけようとしていた

r

あ、まって!

k

r

え、っと、俺がやるよ!

k

え?いや、悪いからいい…

r

いいからいいから!

断るキヨくんを無視し、コートを取ってかける

k

…めずらしいね、急にどうしたの

r

え、どうしてって…

…あれ、なんで俺あんなに必死になって…?

r

…気分、?

k

なんで疑問系なの?w

r

さあ…w

k

ん、レトさんなに飲む~?

r

あっ、自分でやるから大丈夫!

k

え、いや俺綾鷹とってくるついでに持ってくるよ?

r

綾鷹も俺が持ってくるから!

r

キヨくんは座ってて!

そう言いソファーを指差すとキヨくんは心底不思議そうな顔をしながら大人しくソファーに座った

…なんだか今日は変だ いつもしないことを積極的に(無理やり)やるなんて…どうしたんやろ、俺

r

…変なの、

自分の行動に整理がつかないまま、俺は綾鷹とカルピスを冷蔵庫から取り出しリビングへと戻った

r

おまたせ

r

はい、これ

k

ん、ありがと

綾鷹を渡し隣に座ったあと、少しの間沈黙が流れる その沈黙を最初に破ったのはキヨくんだった

k

…ねえ、レトさん

r

…?

k

どうしたの?

r

…え?

いきなり何をいっているのだろうか 俺は理解ができずぽかんと口を開けているとキヨくんが再び口を開いた

k

…何か、あったでしょ?

さっきのことがやっぱり引っ掛かっているらしい 何もないって言ったら嘘になる、けど、… 少し困ったように笑って返す

r

…別に何もないよ?

k

…嘘だ、

k

だってレトさん今日変だもん

k

いつもしないことしたり言ったり…

r

だから気分だってw

k

それになにより、

r

へ、

今度はキヨくんが少し困ったように微笑みながら キヨくんの右手が俺の左頬を包むようにして触り、親指で左目元をなぞる

k

今日のレトさん、なんだか凄く寂しそうというかなんというか…何かに怯えてるような顔してる、

うそ、俺、そんな顔…? しかも、何かに怯えてるって… 怯える…?怯える…おび…える… …あ、と思ったとき、心のもやがパッと消えた気がした …ああ、そういうことか、もやの正体がわかった 俺、怖かったんだ、 キヨくんに捨てられるのが

キヨくんは友達がいっぱいいるから、いつでも隣を変えられる 対して俺は友達が少なく、心を完全に許してる人なんてもっと少ない …簡単に、隣を変えられる訳がない

だから、だから俺は嫌われないように、飽きられないように、あんなに必死に…

r

は、はは…

乾いた笑い声が自然とでる バカやなぁ…俺… そんなことしたら、不自然すぎて逆に嫌われてしまうかもしれへんこと、わからんかったかなぁ、w キヨくんは優しいから俺が気を使ってることで居づらいんじゃないかと距離を置いてくれるだろう それがわかってたから、普通に接しようと思ってたのに、 …こんなことしたら、もっと遠くに行っちゃう、

k

…ねぇ、レトさん

k

何があったか、聞かせてくれない…?

r

反射的に下を向いてしまう そのせいでキヨくんの手はスルッと離れていってしまった …そんな顔、しないでよ、 …でも、言わなくて嫌われたら、どうしよう、

…言わなきゃ、

r

…もうすぐ、キヨくん…さ、

r

登録者数が400万人いくじゃん…?

k

うん、

r

…その、数字を見るたびにいっつも思うんだよね、

r

俺って、キヨくんの隣に居ていいのかな、って…

r

まあイベントとか色々やって来たくせに今さら何言ってんだって話だけどさ、

r

ほら、最近P-Pと二人で実況撮ってるじゃん、?

r

その時のキヨくん、なんか、

r

…俺と居るときより…楽しそう、だ…し…

はっとして口を押さえる 何言っちゃってんの、俺、 こんなの、重すぎる、めんどくさい、

k

r

ご、ごめ、!今のはちがっ…

ギュッ

r

…へ、?

k

ねえ、レトさん

r

ビクッ

k

俺さ、レトさんとイベントしたときすっごく楽しかった

k

もちろんP-Pと実況するのも楽しいけど

k

レトさんと実況するのだって楽しい

k

普通に喋ってる、遊んでるときだって楽しい

k

…レトさんが隣なの嫌だなんて、一回も思ったことないよ

k

レトさんを隣に選んだの俺だしね…w

r

k

それに、この数字だってレトさんのおかげ

k

俺の隣を選び続けてくれた、

k

隣で一緒に笑って、泣いて、怒ってくれたレトさんのおかげ

k

皆のおかげ

k

俺だけの頑張りじゃここまでこれなかったよ

k

…ねえレトさん、

k

ありがとね

r

っ、な、んで…

r

なんで、俺をえらんだのっ、?

k

ん~?なんかねぇ…

k

出会ったときに思ったんだよね

k

俺、この人とならどこまででもいけるって

k

いわゆる直感ってやつ?

r

っはは、wなにそれ、w

k

ははっw

k

ま、俺がレトさんのファンだって理由も少しはあったかもね

r

グスッあの時のキヨくん素直で可愛かったな~…w

k

今の俺も素直でかわいいですぅー

r

…まあ、そうね、

k

引くな!w

r

ww

k

ww

r

…あ、

k

ふと、あの数字を見たくなった 背中に回していた手を離し、スマホを取り出してキヨくんのチャンネルを開い…

r

あっ!!

k

え、なに!?

そこには、400という数字が表示されていた 目の前のまだ何も知らないキヨくんは不思議そうな顔をして俺を見ている

俺はふふっと笑ってキヨくんを見る そして、

r

キヨくん、400万人おめでとう!

と、涙でぐちゃぐちゃになった顔で満面の笑みで言うとキヨくんは一瞬驚いたような顔をしたあと、幸せそうに笑った

k

ありがとう!

そうだ、今なら夢と同じようなことを言ってみてもいいかもしれない

r

ねね、

k

r

これからも、その、…

顔が熱い 恥ずかしくて目線を落としてしまいそうなのをなんとか堪える

r

隣、よろしくね?

そう言うとキヨくんは耳を赤くしながら言った

k

こちらこそ!

k

(気づいたときレトさん驚いた顔してたけどさ、)

k

(あんなに目が赤くて腫れてて涙の跡があったら気づかないわけないよ)

k

(…ほんとバカだなぁ、レトさん…w)

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コメント

7

ユーザー

ボツじゃないです最高でした

ユーザー

最後のキヨの言葉彼氏感が凄い…✨✨ てか、この作品のどこがボツなのよ!?最っ高じゃんか!!!

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