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え……!?金髪のツインテールの少女、って…少女……!? 少女が見て声をかけたのは私たち、「観測者」……それなら語り手さんは「観測者」では無い、ってことになるよね……🤔🤔 んん……??少女は一体何者何だろう、って疑問が更に強くなった……💦
目が覚めて、日常が無いことに気がついた
音が、死んだように無かった
次に、そのことに酷く震えた
明日の再開が、訪れなかった
それは、死んだも同然で
でも、まだ目の前にあるかもしれない希望を夢に見て
ドアの前に、立った
開けたら、嫌でも現実を知る
…それでも、開けなくては
覚悟を決めて、ドアを開けた
「ん〜、やっぱりこれじゃシリアス感が強すぎるかな」
「どうしよう……。物語の主軸を変えたら行けるか?」
「それとも……開けた後を変える?」
ふと、こちらを見て笑う少女
……と言うより、ここは?
自分は、何者なのだろう?
「おや、お客様だ」
金髪のツインテールを揺らして、こちらを見つめていた
ワンピースだけを着て、楽しそうに歩く
「こちらに来れるとは、なんとお見事」
嬉しそうに、笑っている
……目は、笑ってない
「ようこそ、観測側へ」
……観測?
疑問には思ったが、何故か少女は答えてくれないだろうという気持ちがあった
そして、それは的中して
"自分では無い何処か"を見て、少女は言った
「またね、観測者の皆様」