"付き合う人を間違えた"
俺はただ"友達"としての ねこくんが好きなだけだった。
あれが彼の"素"だと勘違い していた俺が馬鹿だった。
優しいねこくん
気が利かしてくれるねこくん
笑かしてくれるねこくん
真剣に相談に乗ってくれるねこくん
そんな彼を好きになった "はずだった"。
いつかの日
怜
ねこくん
怜
ねこくん
怜
怜
ねこくん
ねこくん
ねこくん
怜
こうして付き合うことに なった。 家が近く、よく遊びに行っていたため ねこくんの家で同棲することになった。
ある日
怜
ねこくん
怜
ねこくん
怜
ねこくん
ねこくん
ねこくん
怜
初めてねこくんに言われたこと。 当時はねこくんも嫉妬するんだ、俺と 付き合ってるんだとむしろ喜んでいた。
それからだった。
ねこくん
ねこくん
ねこくん
ねこくん
ねこくん
ねこくん
ねこくん
何もかもねこくんの言いなりになった。
挙げ句の果てには、
ねこくん
怜
ねこくん
怜
ねこくん
ねこくん
怜
ねこくん
怜
怜
この時、別れたいって言えなかった。 何されるか怖かった。
この時から俺の頭の中は 「別れたい」 それだけだった。
別れたいのに別れられない。 そんな状況に狂いそうになっていた。
そう思っていたのも束の間、 "ついに監禁された"。