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琴音
琴音
伊織
伊織
伊織
スッ
??
??
は?何ですかこいつ
初対面で失礼すぎません?
しかも伊織ちゃんの手を払うだなんて....!
触って貰えることに感謝してよ!
琴音
琴音
琴音
琴音
??
瑠衣
伊織
伊織
瑠衣
瑠衣
伊織
瑠衣
琴音
琴音
瑠衣
伊織
あ、やっちゃった...
私のせいで二人が
私のせいで
っ、ううん。
今は宥めるのが先です
私のことは後でいい。
琴音
琴音
瑠衣
伊織
瑠衣
瑠衣
伊織
伊織
伊織
瑠衣
瑠衣
琴音
自己満。
言われるのは初めてじゃないはずなのに心が痛い
どうして?私はただ君の為にって思っただけじゃないですか
そこまで言われるようなことでしょうか
私はまた、間違えたのか
どうして?
どうシて?
ドうシて?
ドウシテ?
ドウシテ
そんな言葉だけが頭の中でグルグルする
そんな時だった
鈍い音がしたのは。
顔を上げるとそこには
息を荒くして立っている伊織ちゃんと
キッチンの壁に寄りかかって倒れている神坂くんがいた。
聞かなくてもわかる
殴ったんだ、
伊織ちゃんが神坂くんを
琴音
伊織
伊織
琴音
伊織
伊織
....え?
出ていく?伊織ちゃんが?
伊織
伊織
やだ
やだよ伊織ちゃん
再会したばっかでしょ?
やっと自分の気持ちを知ったのに
なのに!
琴音
琴音
ギュッ
えっ
私、今抱きしめられてる?
伊織
伊織
伊織
伊織
違う、
他のみんななんて要らないです
貴方が欲しいの、
貴方だけ居ればいいの
それだけで、
ただそれだけで!
スルッ
琴音
嫌だ
嫌だよ
もっと話そう?
昔みたいにさ
あの道路でしたみたいにジュース片手に持って
星が綺麗だね、とか
今日むっちゃ暑くない?とか
今日学校でさー、とか
そんな何でもないこと話そうよ
伊織
琴音
最後に見た伊織ちゃんの顔は
ガチャッ
悲痛に満ち溢れた顔だった
琴音
琴音
琴音
せっかく会えたのに伊織ちゃんを傷つけた
私のせいでこうなって、私の為に怒ってくれたのに
私は、それを....
それから、どれくらいが経ったでしょうか
みんなは神坂くんの言葉があってから互いを避けようになりました
伊織ちゃんは帰って来てません
神坂くんも一応ご飯は食べてくれますがそれだけです
償いと思って上杉さん達に宣言しましたが、何も進展せず
ただただ
虚しさが残っています
虚しい、なんていう権利私にはないか
好きな人を傷つけたのだから
琴音