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次の日
美麗衣
タユナ
美麗衣
孝先輩…。その名前を聞くだけで私は胸が傷んだ。美麗衣の彼氏じゃなければドキドキするだけだったはずなのに…
美麗衣
…え?!どうして分かったの…?
でも、うんなんて言ったらどうなるか分かったもんじゃない。
タユナ
美麗衣
タユナ
美麗衣、今日は珍しく笑ってない
真剣な眼差しでこっちをじっと見てくる
これは…素直に言った方がいいかな?
タユナ
その瞬間、美麗衣の目が変わった
美麗衣
目にハイライトも入っていない。
これは、悲しんでるのかな…やっぱり私が孝先輩に恋をするなんて絶対にしちゃいけなかったんだ…
私のバカっ!!大バカ者め…!!
タユナ
タユナ
美麗衣
タユナ
美麗衣
タユナ
孝先輩はそんな人なの…?
それって…誰なんだろ
美麗衣に対してそんなに本気じゃなかったってこと?
本当なら親友が振られて悲しんでるなら、孝先輩を嫌わなきゃいけないのかもしれない。
だけど…今の私にはそれが出来なかった
それどころか、好きな人が私だったらなぁとも考えてしまった
美麗衣
タユナ
美麗衣
美麗衣はいきなり怖い顔になって私に言ってきた
タユナ
美麗衣
タユナ
私自身も少し興味があったから、聞いてみることにした
校舎裏で孝先輩を見つけた
瞬間、胸が高鳴り出した
タユナ
孝
一瞬驚いた顔をしたけれど、その後直ぐに笑ってくれた
タユナ
孝
孝
タユナ
タユナ
孝
孝
孝
孝先輩は私の耳元で囁いた
孝
タユナ
私は一瞬、理解が出来なかった
タユナ
孝
突然の告白に私は声も出せなかった
タユナ
タユナ
孝
孝先輩も私も、酷い人かもしれない。でも、私はすごく嬉しかった。
親友を失うことになるとも知らずに…
次の日学校で
とても悲しいことを知ることになった
朝学校に着くと、いつもならいるはずの美麗衣がいなかった
原因は、スマホの通知で直ぐに分かった
タユナ
私はどうしたらいいか分からなくなった
血舐めさんの噂は耳にしていた
私のせいだ
絶対に私の仕業だ
タユナ
教室のあちこちで叫び声や泣き声が聞こえてきた
みんなスマホを抱いている
私は…死んだ方がいいのかもしれない
血舐めさん
案内役
案内役
案内役
親友の彼氏~完~