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私の名前は桜井朱音

朱音

ナデナデ

野良猫

にゃ〜ぉ

中庭に入ってきた野良猫を撫でてる 天王寺組の武闘派極道や

朱音

どっから入ってきたんやろうなぁ・・・

似鳥

あれ、桜井の姉貴?

私が猫を撫でてると、似鳥が近づいてきた

似鳥

なんですか?その猫

朱音

ああ、なんか入ってきてたんやわ

朱音

ほしたらなんか懐かれての

似鳥

確かに姉貴動物に好かれそうですもんね

朱音

そうか?

私と似鳥がそんな会話をしとると

ロボット犬

テク・・・テク

似鳥

?なんや?

明らか普通やない犬が近づいてきた

その犬は私らの方に向かって歩いてきよった

渋谷

今日はお天道様が綺麗やのー・・・ん?

朱音

ッ!(まさか・・・

その時、私は嫌な予感がした

朱音

渋谷!その猫頼む!

朱音

私は似鳥や!

渋谷

、!わかった!

私は咄嗟に渋谷に向かって叫んだ

渋谷も察してくれたんか、すぐに動いてくれた

渋谷

中庭!爆弾やぁぁ!!

渋谷が腹の底から声を上げる

渋谷

(猫を抱き上げる

野良猫

にゃう!

朱音

クソがああ!

似鳥

うおっ!

私も即座に似鳥を抱え上げる

そして次の瞬間

バァァァァァァァンッッ"!

さっきの犬が爆発した

渋谷

ぐぅぅぅぅぅ!!

朱音

がぁぁぁぁぁ、!

私と渋谷はその爆破を背中にもろに 喰らってしもうた

似鳥

あ、姉貴・・・すんまへん・・・

朱音

お前は甘いんじゃぁ・・・

渋谷

クッソが、

野良猫

なぁ〜・・・

猫と似鳥は無傷やった

せやけど、組はぶっ壊れて渋谷と私は血塗れや

朱音

渋谷、私は組長室見てくる!

朱音

お前は他に被害あってないか見てきてくれ!

渋谷

わかった!

そして私らは 別々の方向へと走ってった

朱音

親父、無事でっか!

私が組長室に入った時

朱音

・・・!

私の目に入ったんは

三國

朱音か・・・

無傷の親父、そして

朱音

高嶺の、兄貴・・・?

高嶺

・・・・

背中にガラス片が刺さって血塗れの 高嶺の兄貴やった

三國

渋谷が叫んだ時、高嶺が真っ先に来てくれてなあ・・・

高嶺

・・・親父、怪我はありまへんか?

三國

ああ、助かった

三國

すまんな、高嶺

高嶺

いえ、

朱音

・・・・

やっぱり、この人には敵わないと思った

姿や雰囲気が変わっても 中身はいつもの兄貴や

組ん中の誰よりも親父のことをよくわかってる

やからこそ、渋谷の声を聞いた時 真っ先に親父のとこに来たんやろう

朱音

・・・兄貴、

高嶺

・・・朱音、渋谷は?

朱音

渋谷には、他に被害がないか見てきてもらってます

高嶺

、そうか

高嶺

朱音は渋谷とウズメのとこ行ってこい

朱音

兄貴も・・・

高嶺

俺はええ

高嶺

・・・お前やったら、わかるやろ?

朱音

っ・・・・

高嶺

それに、俺はそこまで傷は深ない

高嶺

言うてもガラスくらいやわ

高嶺

やけどお前らは、爆破をほぼまともに喰らったやろ

三國

せやな

三國

俺は大丈夫やし、ウズメのとこに行ってこい

朱音

・・・わかりました

私はそう言うて、組長室を後にした

天王寺組の「小さな悪魔」(別)

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