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私の名前は桜井朱音
朱音
野良猫
中庭に入ってきた野良猫を撫でてる 天王寺組の武闘派極道や
朱音
似鳥
私が猫を撫でてると、似鳥が近づいてきた
似鳥
朱音
朱音
似鳥
朱音
私と似鳥がそんな会話をしとると
ロボット犬
似鳥
明らか普通やない犬が近づいてきた
その犬は私らの方に向かって歩いてきよった
渋谷
朱音
その時、私は嫌な予感がした
朱音
朱音
渋谷
私は咄嗟に渋谷に向かって叫んだ
渋谷も察してくれたんか、すぐに動いてくれた
渋谷
渋谷が腹の底から声を上げる
渋谷
野良猫
朱音
似鳥
私も即座に似鳥を抱え上げる
そして次の瞬間
バァァァァァァァンッッ"!
さっきの犬が爆発した
渋谷
朱音
私と渋谷はその爆破を背中にもろに 喰らってしもうた
似鳥
朱音
渋谷
野良猫
猫と似鳥は無傷やった
せやけど、組はぶっ壊れて渋谷と私は血塗れや
朱音
朱音
渋谷
そして私らは 別々の方向へと走ってった
朱音
私が組長室に入った時
朱音
私の目に入ったんは
三國
無傷の親父、そして
朱音
高嶺
背中にガラス片が刺さって血塗れの 高嶺の兄貴やった
三國
高嶺
三國
三國
高嶺
朱音
やっぱり、この人には敵わないと思った
姿や雰囲気が変わっても 中身はいつもの兄貴や
組ん中の誰よりも親父のことをよくわかってる
やからこそ、渋谷の声を聞いた時 真っ先に親父のとこに来たんやろう
朱音
高嶺
朱音
高嶺
高嶺
朱音
高嶺
高嶺
朱音
高嶺
高嶺
高嶺
三國
三國
朱音
私はそう言うて、組長室を後にした