テラーノベルの小説コンテスト第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで

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能力者

第63話 - 再会？

2024年06月03日

#第2回テノコン

#能力者

#戦闘系

#創作

自己満マン⚆.⚆

氷

続きだよ

シオ

ここだよ！入ってー！

シオ

いらっしゃい

氷

お邪魔します

海

お邪魔します

水凪

お邪魔します

水面

お邪魔します

菊

あら、今日は随分と早いのですね

菊

ナーラルさん

ナーラル

失礼じゃないか〜

水面

誰？初めて見たけど。

菊

同じくです。ナーラルさん、彼女達は誰です？

ナーラル

悪趣味だねわかってるのに聞かないよ普通〜

菊

……はあ

菊

私、咲夜楽奈菊と申します。(さらやなきく)

海

咲夜楽奈……どこかで…

氷

よろしく。私は氷

海

海です

水凪

水凪。

水面

菊

よろしくお願いいたします

ナーラル

彼女達のことはわかるでしょ？自己紹介をしてあげて〜

菊

仕方ないですね…

菊

名前は先程言いました、気軽に菊と呼んでください。

菊

荒い性格では無いので、どんどん話しかけてもらって構いません

菊

生前は主に情報屋をしていました

菊

今は死神、そしてナーラルさんに仕えております。

海

情報屋……

海

菊、質問があります

菊

どうぞ気軽に。

海

以前、「花咲水菜」という殺し屋と接点はありませんでしたか？

菊

……それを知って何に？

海

聞きたいだけです。

菊

……今回のみ特別にお答えしましょう

菊

普段は生前の仕事相手のことを語るのはタブーとしていますので

海

感謝します

菊

接点はありました。彼女は常連で仲も良く、共鳴したこともあります

海

なるほど

菊

何かに使う情報ですか？

海

いえ

氷

あ〜なるほど

水面

なるほど……

シオ

え？！理解できないどういうこと？！

ナーラル

私もあまり海のことを重点的に見たことがないから分からないなぁ〜

水凪

、？

氷

母さんはわかっていいと思うけど。

水凪

分からないものは分からない。

氷

はぁ

菊

こちらも質問しても？

海

構いません。答えられる範囲であれば答えます。

菊

そちらも「花咲水菜」との接点はありましたか？

海

えぇ。接点、まぁそのような感じですね

菊

おかしい話ですよ。彼女はとうの昔に死んでいてたとえ貴方が1030歳であっても会うはずはない。

菊

つまり、嘘をついていますか？

海

いいえ。貴方の考察はいいと思いますが、色々な可能性を含んでいませんね？

菊

えぇ。

菊

となると「花咲水菜」は貴方の過去ですか？

海

大正解です。

海

彼女は私の過去です。

海

そして彼女は今、能力者ロボットとして生きています

水凪

え

ナーラル

能力者ロボット、？

シオ

最近の技術は目を疑うものがあるね！

菊

なるほど……能力者ロボットですか

菊

是非会いたいものですね

ナーラル

……そんな目でこっち見ないで菊〜

菊

ナーラルさん

菊

今月の給料はそれだけでも大丈夫です

ナーラル

え？！いいの？

シオ

給料と言ってもずっと働いて月90万だもんね

ナーラル

結構浮くよ〜？！

菊

別にここに住んでるし食料は別料金ですし

菊

ていうかお金もってても意味ないんです

菊

この間の世界の店は好きなところも何も無いので

海

菊にとってはつまらないんだね

シオ

うーんなるほど

シオ

水面さんの意見を聞きたいな！

水面

私？そうだなー

水面

海が立ち会いの元、3ヶ月に1度、急用がなければその頻度で

水面

現実界に言っていいよ

水面

別に自分のこと、この世界のことを話してもなんでもいいよ

菊

ありがとうございます

ナーラル

あ、忘れてたー

ナーラル

菊、お仕事があるんだけど〜

菊

はぁ、、、、なんですか？

ナーラル

この子探しといて

ナーラル

間の世界にいるみたいで事情聴取をしないといけなくなったから

菊

…了解

水面

あ

水面

そういえば最近雨が降っていないね

水面

通話
00:00

火魅華

水面さん！久しぶりー！

水面

あぁ、うん

水面

最近雨が降ってないんだけど

火魅華

それが自然華と水羅華が体調不良で、、

水面

そうなんだ

水面

大丈夫？

水面

今日ぐらいに雨降らせないとそろそろ大変になるかも

火魅華

うーん、どうしよっか

火魅華

治りそうにないんだよね

火魅華

誰か雨を降らせることができる人……

火魅華

あ！

水面

どうしたの？

火魅華

水凪とかどうかな？

火魅華

絵能力はできるかも！

水面

……うーん確かにそうだね

火魅華

こっちまで来れる？

水面

私はすることがあるから…

水面

菊が連れて行ける？

菊

私ですか？

菊

行けないことはありませんが……

菊

そこまで飛ぶのに自信はございません

水面

水凪だからいいよ

水凪

え？ひどくない？

水凪

なにそれ

水面

まぁ大人しく行ってきてよ

菊

では水凪さん、行きましょう。

水凪

……了解

水凪

給料増やしてよね。水面

水面

考えておくよ

菊

こっちです

火魅華

水凪が来てくれることになったんだね！

火魅華

よろしくー！

火魅華

通話
05:06

水面

はぁ

ナーラル

全く、、変わらないね〜

海

そういえば追加の仕事はどうするのです？ナーラル

氷

桑原に任せたら？

ナーラル

いいね〜それ！

ナーラル

そうしよう〜

我に仕えし者よ。今ここに、姿を現し給えよ。桑原真人

桑原

お呼びでしょうか？ナーラル様

水面

元気してた？桑原よ。

桑原

！！、水面

氷

久しいね

桑原

我の子供はどうなった？

水凪

近々会えるよきっと

海

ですが、貴方律の夢に出てきていますよね？

桑原

よく知っているな

桑原

我は出てきている

桑原

ここ最近だがな

水面

理由は？

桑原

守るためだ

ナーラル

理解ができないなぁー説明して桑原〜

桑原

仰せのままに。

桑原

ナーラル様はもうご存知かと思いますが、俺の妻は大変厄介でして

桑原

律以外の子供は妻が孕んだのですが、その子供たち、そしてりつにも同様に酷い虐待や洗脳。

桑原

お陰様で抵抗も出来ずに律以外の子供を亡くしました。

桑原

今も尚、妻は律の夢に出てきて律の精神崩壊を狙っています

桑原

それを阻止するために俺は律の夢に出てます

シオ

なるほど！いい判断だね！

水面

律は君のこと嫌いじゃないの？

桑原

洗脳の件もあの子は全てわかっています

桑原

結局、妻を今回の1件で地獄送りにしても妻は律に取り憑くでしょう。

桑原

運良くあの子の実家は寺で霊媒師などもやっていたそうです

桑原

家族は全滅だそうですが。

ナーラル

なるほど〜

ナーラル

あ、そろそろ仕事か…

ナーラル

桑原は嫁を突き止めてー居場所とかなんでも〜

桑原

了解です

水凪を送り一緒に帰ってきた水凪と菊が帰ってきた

菊

ただ今戻りました。

菊

ナーラルさん

ナーラル

うん〜おかえり〜

ナーラル

仕事に行こうk

ナーラルが歩き始めた途端に一瞬動かなくなった。それと同時に一瞬の動揺が感じ取れた

菊

ナーラルさん、こっちです

ナーラル

う、んありがとうー

すぐにいつもの調子に戻り歩き始める

海

どうしたのですかね

水面

全く聞いたことがないよ

水凪

私も

氷

動揺してたよね

氷

昼休憩があるって聞いたからそこで聞こう

水凪

賛成

ナーラル

あ！海たちは午後から手伝ってね！それまではここにいてー

海

シオ、ナーラルはどこに行くんですか

シオ

仕分け待ちの人達の点数を菊に伝えて書いてもらう。

シオ

その後に私が面接する！

海

なるほど

海

ではシオももうすぐ行くのですね

シオ

そうだよ！もう行く！

シオ

待っててね！

シオ

じゃあね！

海

えぇ。また後で。

水面

水凪。おかえり

水凪

ただいま

氷

火魅華とかにもあったんでしょ？どうだった？

水面

名前で呼ぶほどの仲なんだね

氷

うん。別に普通だけどね

水凪

あったよ。あの赤から青に髪がなってるひとでしょ？

海

そうです

水凪

あの人明るいよねー

水凪

うんとー、、、

水凪

シオが落ち着いたバージョンだった

水面

確かにそうかもね

氷

ははっ、そうだね

たわいもない会話をして……

ナーラル

ただいまー

菊

ただ今戻りました

シオ

ただいま！

海

おかえりなさい

海

ナーラルに聞きたいことがあるのですが

ナーラル

何かなー？

海

なぜ先程動揺していたのです？

菊

！！

菊

それよりお昼にしましょう

水凪

待て。

水凪

ナーラル、話せない？

水面

随分と気になるんだけど

シオ

私も！

ナーラル

はぁ、、

ナーラル

やっぱりプロの殺し屋にはかなわないなぁー

菊

いいのですか？

ナーラル

いいよ、

氷

菊は初めから知ってるの？

菊

えぇ、あらすじ程度には

シオ

じゃあナーラル話してよ！

ナーラル

……別にいいけどー、他言無用ねー

ナーラル

一応閉ざされし過去だからさ〜

氷

閉ざされし過去なの？

氷

それはそれは

海

教えて頂いていいのでしょうか？

ナーラル

何を今更〜貴方たちが知りたいって言ったんだよー？

水凪

そうだね

ナーラル

じゃあ過去を見せよう、

記憶

ナーラル

これは私が子供の時〜

ナーラル

私の一族の仕事は大魔王の付き添い〜

ナーラル

今菊がやっているようなこと〜

海

なるほど

ナーラルの一族は特殊で、代々受け継がれる目と自分しか持っていない特別な能力がある目がある。そして何より大魔王に言われたことなら全てこなす、人も殺す動物も、仲間も、自殺も。全ては大魔王に見放されたらその人の代わりに新たな若手に代々の目が継がける。ナーラルはそれに反対だった

そのためナーラルは目をくり抜かれた。今は義眼、というものをつけている。より本物で、一族っぽいものを。

水凪

ねぇナーラル

ナーラル

どうしたのー？

水凪

神化の時に目がないのは幼少期くり抜かれてから義眼だったから？

ナーラル

そうだよ〜目がないと怖いでしょ〜？だから隠してるの〜

一族の人間

お前は何も出来ない！無能だ！

ナーラル

……すみません

ナーラル

することなど教わりませんでしたし

一族の人間

何を口答え、！

一族の人間が平手打ちをする時に止めが入る

ナーラス

待ってください。

一族の人間

ナ、ナーラス……

ナーラス

私がきつく言って聞かせますので

一族の人間

わかった

ナーラス

ありがとうございます

ナーラス

ナーラル、こっち

ナーラルはナーラスに別室へと誘導された‎

水面

彼女は？

ナーラル

私の姉だよ〜

ナーラル

可愛いでしょ〜？

水面

うん

ナーラス

ナーラル！大丈夫？

ナーラス

あの人たちの前では何も言わないで、

ナーラス

じゃないとまた、、！

ナーラル

お姉ちゃん、

ナーラル

ごめん。あまりにも……

ナーラス

そっか、、

ナーラス

けど止めれてよかった、

ナーラル

ありがとう、

ナーラス

いいんだよ、

ナーラス

ナーラルはあんな人たち、気にしないで

ナーラル

うん、

ナーラル

その後のこと、私が家を留守にしていたら事は起きたんだよねー

水面

事？

海

一族襲撃ですか？

ナーラル

そうだよー

水凪

なるほど

シオ

そんな、、

氷

……そう

ナーラル

ただいま

ナーラス

ナーラル！下がっておきなさい

ナーラル

え？

ナーラル

どうしたのお姉ちy

ナーラス

いいから！

ナーラス

隠れておいて！

ナーラル

うん、？

ナーラルは物陰に息を殺して隠れた。敵が来てナーラスは身構えた

それからは言うまでもない、凄い接戦だった

ナーラル

！

結果は相打ち。

ナーラル

お姉ちゃん！

ナーラルは姉の元へと駆け寄った

ナーラス

……ナーラル、

ナーラス

お願いがあるの、

ナーラル

何、？なんでも、！何でもいいよ、！

ナーラス

……この目を引き継いで

ナーラル

え、？

ナーラス

今は大魔王も、不在、、

ナーラス

貴方が、、、大、魔王に、なるの、

ナーラル

無理だよ、！私には、、

ナーラル

お姉ちゃんみたいに強くないし、

ナーラス

否定、しないで、

ナーラス

そしたら、本、当に、そうなっちゃ、うよ

ナーラル

でも、！

ナーラス

やればできるよ、

ナーラス

私の妹、だもん、

ナーラス

ここの人達は異常だ、った

ナーラス

自分を、否定、しないで

ナーラス

貴方は、十分、、優秀、で

ナーラス

自慢の、いもう、とだから

ナーラス

頼んだ、よ

ナーラル

嘘！待って、私を置いていかないで

ナーラル

どうやって生きればいい、の……

ナーラス

大丈夫、なんとかなるよ

この目を今、目の前の人へ。授かりし物。大切にせよ

ナーラル

待っ、！

ナーラル

！

ナーラスの目がナーラルに行き、なーラルの能力だけナーラスの元へ行った

ナーラル

お姉ちゃん、、だいぶ、成長してたんだね

ナーラス

そうでしょ、、

ナーラス

頑張って、ね

ナーラス

ナーラル

ナーラス

何時でも貴方のそばに居るよ、

ナーラル

え、

先程までのナーラルが持っていた能力が再びナーラルの元へ帰る

氷

これはどういうこと、？

ナーラル

お姉ちゃんが、ナーラスが死んだから

ナーラル

交換していた私の能力まで私の元に帰ってきたってことー、

ナーラル

嘘、嘘、嘘！

ナーラル

お姉ちゃん、！

ナーラル

まって、よ

ナーラル

これで今ー

氷

なるほど、けどナーラルの過去がしれただけで動揺の理由は？

水凪

……確かにね

水面

辛い過去だった

シオ

ナーラス、、ね

ナーラル

動揺した理由はねー

菊

ナーラルさんの目には時々薄くあの日のことやお姉さんとの思い出が見えるんです

海

なるほど……それは辛いでしょうね

シオ

待って

シオ

ナーラスであってる？

シオ

名前！

ナーラル

そうだけどー……何かあったー？

シオ

私の部下に同じ名前の子がいるよ！

ナーラル

え？

水凪

名前は同じだけど特徴はどう？

シオ

うーん、、、ナーラスの特徴は？

ナーラル

親しくない人にはあんまり感情的じゃないかなー、

ナーラル

あとは額にこの(ナーラルと同じ)模様があるよー！

ナーラル

前髪は下ろしてることが多いから分からないかもー、

水面

他には？

ナーラル

髪色と目は同じだよー、

ナーラル

あとね、私服が可愛いかなー

ナーラル

けど普段はさっきみたいな着物だからー、、

ナーラル

もし貴方のところに勤めているなら仕事着が可愛いのかもー、、！

シオ

うーん、、多分あってると思うけど……

シオ

今度会う？

ナーラル

……お姉ちゃんに、、

ナーラル

会いたい！

シオ

OK！

シオ

菊と同時期に会おう！

シオ

立会人は……

水面

氷に一票

水凪

同じく

菊

そうですね

菊

海さんは私と水菜達の立会人ですので

水面

私たちは仕事

氷

えー、、人見知りなんだけど

海

えぇ、確かに氷は初対面では無愛想で、話さなくて、物のような人ですね

氷

そんな言わなくてもいいんだよ？海

水凪

つまり無愛想なのね

海

そういうことです

菊

失礼ですが、神和家の方々は海さん以外無愛想な気がします

水面

確かにそうかもね笑

ナーラル

そうだねー、！

ナーラル

じゃあ氷、お願いしてもいいー？

氷

まぁ、、別にいいけど

ナーラル

ありがとうー！

水凪

氷、挨拶はしっかりね

氷

母さんに言われたくないよ

水面

まあまあ、2人ともどんぐりの背比べだよ

海

そうですね笑

ナーラル

じゃあ菊、シオ、午後の部行こうかー！

シオ

了解ー！

菊

了解です

3人が城を出ると

水面

面会は明後日にしてもらおうか

氷

賛成。少し用事があるからね

海

同じくです

水凪

律の事？

水面

そっか。けど私明日仕事

水面

結構な期間(たかが数日)休暇を取っちゃったしね

海

そうですか……

水面

水凪、様子を見に行ってくれる？

水凪

私？めんどくさいな

海

親子というのを隠すのも面倒ですしね

氷

いやそもそも私が神なこと自体とか、

氷

水面と仲良いとか、結構バレたらまずいよ

水面

うーん、、確かにそうだね

水面

けど嘘得意でしょ？

水面

神も閉ざされし過去だし、探っても出てこないよ

水凪

つまり、私と海達の関係を閉ざされし過去にしろって？

水面

そういうことー

水凪

全く、ほんと人任せで困っちゃうよ

氷

そうだね笑

海

とりあえず明日、私は自分の組織に行ってから月に行きますので

氷

じゃあ私は母さんと一緒？

海

そうですね

海

愛想よくお願いしますね

水凪

えー、、、挨拶はするよ

海

多分、すぐ行きます

水面

じゃあ体力温存とか計画立てるために今日は帰る？

海

そうですね

水面

私はまだここにいるけど伝言は？

氷

明後日面会ということを伝えといてください

海

後、ここ集合で

水面

了解。他には？

海

シオに……会えてよかったと。

水面

うん。OK

水凪

私なし

氷

同じく

水面

じゃあまた明後日、かな？

水凪

そうだね

氷

帰ろう

水面

またね

海

えぇ。また明後日。

3人は帰り、水面はも仕事を終えた3人に伝言を伝えたとさ。

氷

今回のお話はどう？

氷

私は明後日が憂鬱。人見知りなんだもん

海

大丈夫ですよ。きっと

氷

きっとじゃん

水凪

まあまあ、私は明日が憂鬱だけど頑張るよ

海

えぇ、頑張ってください

氷

次回予告、

水凪

「良かった」

水凪

だよ

氷

お楽しみに

海

また次のお話で。

能力者

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自己満マン⚆.⚆

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