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─最近、Crossの様子がおかしい
"何を企んでいる？"
" ……先輩には関係無い事です。"
一度本人に直接聞いてみたのだが…はぐらかされてしまった
ならば─と脅しも試してみたが、それでも奴は口を堅く結んで何も喋らなかった
毎回決まった時間になると明確な足取りで何処かに向かっている
そしていつの間にか戻って来ている
時間はしっかり守っているからそれ程不便ではないのだが…どうにも気になる
…聞いても無駄だ
そう思った俺はCrossの後をこっそりついていく
…
…
…
暫く歩いていると向こうから誰かがやって来る
見覚えのある姿…こいつは─
Nightmare
その正体は俺の天敵──Dreamだった
軽く挨拶を交わしたCrossとDreamは何やら話し合っている
─考えられるのは裏切り
俺の部下になるよりDreamの仲間になる方を選んだ──
…しかしその可能性は低いだろう
何故ならCrossは俺に"特別な感情"を抱いているからだ
尊敬や憧れの中に隠れている恋情
本人は隠しているつもりだろうが俺は感情を読み取れるからまるわかりだった。
Nightmare
Nightmare
感情を読み取ろうと一旦冷静になる
…
Nightmare
しかし今はCrossの感情が分からない。何よりDreamのポジティブに宛てられて上手く読み取れない。
Cross
Dream
その間にも二人の話は進んでいく
Cross
Dream
…
…
…
そして話し合いはようやく終わった
二人はそれぞれ帰宅を進める
Nightmare
Nightmare
絶対に吐かせて暴いてやる。
もし裏切りなら───
……
俺は再び闇の中に消える
…
…
…
"メア"？
誰かの視線を感じて振り返る
Dream
そこには誰もいなかった
Dream
Cross
Dream
Dream
Cross
待っていてくださいね
"先輩"
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