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ー今だけはいいよねー 第8話
家に着いた俺は 風呂に入って飯を食ったらすぐ眠くなった
晴斗
それとは逆に
幼稚園からずっと一緒の水春と 中学で別れるなんて
思ってもいなくて 辛かった。
晴斗
晴斗
そして俺は眠りについた。
翌日また俺らは一緒に学校に行った。
が
1人、そこにはいなかった
小さく雀が鳴くこの朝、
いなかったのは
日海
水春だった。
晴斗
蓮
晴斗
水春
晴斗
日海
蓮
晴斗
日海
俺らは少し歩いた
そこで日海が口ずさむ。
日海
晴斗
蓮
日海
日海
晴斗
蓮
日海
晴斗
俺ら3人は 重い空気の中、
学校へ歩いた。
晴斗
日海
俺らの学校はあそこから 歩いて約15分。
小学生の足では 結構遠い位置にある。
蓮
日海
日海と蓮も 幼馴染らしい。
基本蓮が問題児で 日海はお世話役ってとこだ。
晴斗
日海
蓮
どこからか 綺麗な歌声がする
晴斗
日海
蓮
日海
晴斗
日海
蓮
晴斗
日海
蓮
水春に授業中話しかけても 軽い応答のみだった。
日海が言うように 中学の事で避けているみたいだった
晴斗
晴斗
水春
水春
晴斗
晴斗
水春
晴斗
水春
日海
蓮
日海
蓮
日海
蓮
水春はその翌日から
頻繁に休むようになった。
俺ら3人でその理由について
深く話し合った。
"中学が変わるのは 引っ越すから"だとか
"本当に俺らが嫌いになったんだ"とか
考えれば考えるだけ
答えは出ないし 心が辛くなる。
日海は泣き出して
蓮は日海を慰めて
俺は頭を抱えて泣く。
あの屋上の日から
少しずつ
少しずつ
確実に俺らの関係が崩れて
3人喧嘩することも増えた。
日海
晴斗
晴斗
蓮
蓮
晴斗
蓮
晴斗
蓮
蓮
蓮
晴斗
日海
蓮
晴斗
晴斗
晴斗
蓮
日海
蓮
日海
日海
晴斗
日海
日海
日海
日海
晴斗
日海
蓮
晴斗
日海
晴斗
日海
蓮
晴斗
日海
蓮
晴斗
俺と蓮は屋上でガチ喧嘩をして
殴りあって
日海は必死に止めていて
みんなの想いがぶつかり合って
ぶつかり合って俺は初めてわかった
大切な人が居なくなっても
誰かいる。 誰か寄り添ってくれる人が居るって
ありがとう 蓮、日海
水春
俺らはちゃんと卒業した。
桜の舞い散るこの日
俺と蓮
日海
そして水春も
卒業式でギャン泣きした。
水春と離れたくなかった。
小学生の まだ小さな俺には
その現実がまだ受けきれてなかった
晴斗
日海
蓮
晴斗
俺ら3人はそこで解散した
そして俺は水春のいる所へ向かった
花が春風で揺れ動くこの公園
そう、夏に行った 海の集合場所
水春
晴斗
水春
晴斗
水春
晴斗
水春
晴斗
水春
晴斗
水春
晴斗
水春
晴斗
水春
晴斗
水春
晴斗
水春
水春
晴斗
水春
水春
晴斗
水春
水春
晴斗
水春
晴斗
水春
晴斗
俺らは 一緒には帰らず
別々で帰った。
俺も
水春も
気持ちを落ち着かせたかったんだと 思う。
そして、春休みに入る。
𝓉ℴ 𝒷ℯ 𝒸ℴ𝓃𝓉𝒾𝓃𝓊ℯ𝒹