架恋
私は今、山名先生の車の 助手席に同乗している。
密室で、先生と二人きり。
それだけで心臓が、 どきどきと脈打ってしまう。
山名
山名
山名
山名先生は苦笑して答える。
果たして、辿り 着いたのは――
隣の市の、少し高級な レストラン。
架恋
山名
山名
私はどきどきしながら レストランへ足を 踏み入れ……
やっぱりどきどき しながら、先生にサポート されて料理を注文し……
そして。
架恋
まず届けられたスープを 飲み終えた私は、 先生に話しかけた。
架恋
山名
先生は、目を細めて微笑む。
架恋
架恋
架恋
架恋
山名
架恋
山名
山名
架恋
心臓が、喉から出て しまいそうなほど、 早鐘を打っている。
先生の答えを 早く聞きたいような、
聞きたくないような――
山名
山名先生が、 切なげに微笑む。
山名
山名
架恋
架恋
架恋
架恋
テーブルの上に置かれた 私の手に、
先生が手のひらを 重ねてきた……。
山名
山名
山名
山名
架恋
私は息を呑んだ。
先生は……
先生が……、 私のことを好きだったって……
そんな、幸せなことって あるの……?
架恋
架恋
山名
山名
先生が、私の手を 少し持ち上げて、
両手で、慈しむように 包んでくれる……。
架恋
架恋
架恋
架恋
私は瞳を潤ませ、 先生を見つめる。
架恋
架恋
架恋
架恋
レストランで 食事を終えたのち、
先生は私の自宅近くまで 車で送ってくれた。
架恋
架恋
架恋
山名
山名
山名
架恋
先生はスマホを操作し、 SNSアプリのQRコード を表示させる。
私はそれを読み取るため、 リュックからスマホを 取り出そうとして……
一都
架恋
背後から聞き覚えの ある声がかかって、 振り返ると。
架恋
そこに立っていたのは――、
怖い顔をした お兄ちゃんだった。
コメント
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続きお願いします!
やばい‼️キュンキュンしまくりやった!