TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

シェアするシェアする
報告する

1年の春

貴方の綺麗な立ち姿に一目惚れした

すごい上品そうだったけど

初めて喋った時に

礼儀がなってなーいって

鬼みたいに怒られたの今でも忘れられない

1年の夏

3年の先輩が引退する時

みんな泣いてたのに貴方だけ泣いてなかった

冷たい人だなぁって思った…

けど、その日更衣室で貴方が泣いていたの知ってる

ただ単に強がってただけなんだね

1年の秋

初めての大会で、ぼろ負けで落ち込んでたら

一番に励ましに来てくれた

誰だって最初はそうだよ

負けたら強くなっていくんだよって言ってくれた

1年の冬

バレンタインチョコを貴方がくれた

すごい嬉しかった俺だけ特別?とか思ったけど思い切り義理だったねw

2年の春

貴方に出会ってから一年が経った

やっと試合で勝てた俺を褒めてくれた

やっとだね!ってちょっと馬鹿にされた気するけどねw

2年の春の出来事は嬉しいだけじゃ無かった

貴方が事故にあった

もう、一生目を覚まさないかもしれないだって

なんだよそれ…ふざけんなよ

次の総体が貴方と出れる最後の大会

貴方にいいとこ見せれる最後のチャンス

2年の夏

やっぱり貴方が目を覚ます事もなく総体が終わった

先輩はいなかったけどなんとか準決勝に進出することができた

おれ、3回も勝ったんだよ

見て欲しかったな

2年の秋

先輩方が引退した

その時も貴方はいなかった

って事はまだ引退してないのかな?w

2年の冬

貴方が寝たきりになってから一年が経った

貴方と喋れ無くなってから時が経つのが遅くなってきたよ

1月24日

先輩、最後にこれだけは言わせて欲しかった

好きだよって

loading

この作品はいかがでしたか?

135

コメント

0

👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚