TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

んん…(ウトウト

お、おはよ

おはようございます…

まだ眠そうだ

黄ちゃんおはよ

おはよぉ

黄くんは何歳ですか?

んん…?

じゅう…いや、にじゅう、に、?

ん、ありがと(ナデナデ

黄くんは本当は26歳

この質問は健忘性幼児化症候群の症状の1つである一時的な記憶障害のチェックのためにこまめにしている

まだふわふわしてるかな?

いつもより当たってるけどね笑

酷い時は5歳と答えることもあるから今日はまだマシな方

レコーディングいける?

今日は大丈夫そうだけどな

黄くんどうする?

ん、いく…

誰と行く?

んー、青ちゃん

お、今日は僕か

極力黄ちゃんを1人にしないために外に出る時は予定のない人が付き添う

じゃあそろそろ行こっか

はぁいっ

イヤーマフ持った?

うんっ

お薬持った?

僕が持ったよ

青ちゃんと手繋いで行くんだよ?

はいっ!

心配性だな、紫ーくんは笑

ほんまに笑

って言いながら玄関まで来てる俺達も心配性だけどね

それもそうか笑

じゃ、いってきまーす

いってきますっ!

「「行ってらっしゃい!」」

モヤがかかった頭がだんだんとすっきりしてくる

あれ、

お、おはよ

おはようございます

どこ向かってるんですか?

レコーディング

あ、今日だっけ…

どこまで記憶ある?

んー、と

朝起きてみんなに挨拶したあたりまでは…

ん、そっかそっか

危ないから手は繋いどこうね

うんっ

いつ人格が変わるか自分でも予測できないから手を繋いでくれると安心する

電車乗るからイヤーマフつけなね

はぁい

今日は生憎電車が混んでいる

大丈夫?

ん…

少ししんどそうかな…

すみません、この子持病がありまして、席を譲って頂けませんか?

あ、どうぞ!

幸い快活な男性が席を譲ってくれた

このようにお願いをすると怒鳴られることもしばしばなので僕はほっと胸を撫で下ろす

ん、ふ(ポロポロ

どうしたどうした(ナデナデ

人が多くてストレス溜まっちゃったみたい

もう少しだからね

じゃ、行ってきますっ

頑張ってね〜

不思議なことに黄くんは仕事中に症状が出ない

うるさいところは苦手でも大好きな音楽なら大丈夫みたい

……

とはいえ心配なのは変わらない

スタッフさんたちの理解もあって仕事の融通は効くし何かあったら僕たちを呼んでくださいって言ってあるから大丈夫ではあるけどね

しばらくすると黄くんが元気に戻ってきた

どうだった?

たのしかったですっ!

珍しく幼い話し方だ

いつもなら仕事中はしっかりしてるけど…

でも今回に関しては症状がポジティブな方に働いたみたい

今回の曲は元気な曲調だから幼さが逆に良さになったはずだ

良かったね(ナデナデ

帰ろっか

んー…

「帰る」と言ったら心なしかしょんぼりしてしまった

どうした?

アイスっ

アイス?アイス食べたいの?

ちがうのっ!

えー、?

幼いときの黄くんとの会話はほとんど推理で成り立つ

(アイス…食べながら帰りたいわけじゃないんだよな…)

んー、、、

あ、!

みんなで食べたいの?

そーっ!

そっかそっか笑

じゃあみんなに買っていこうね

あいっ!

元気に返事をしてくれるその姿が愛おしい

どれにする?

んー、

赤は、これ!

紫ーく、は

〜〜、〜

黄くんが食べたいものを聞いたつもりだったけど、みんなのから選びはじめちゃった

(優しいなぁ、笑)

青ちゃ、は?

んー、じゃあ僕はバナナアイスにしようかな!

ばななぁっ!

ころころと笑う黄くん

見た目は成人してるのに本当に可愛い

よかった、帰りは空いてるね

ねーっ

黄くんしー、だよ

しー、

いい子だね(ナデナデ

んへっ、(ニコニコ

ただいまー

ただいまっ!

帰るとすぐに赤くんの所へ駆け寄っていく

おかえりー!(ギュッ

どうやった?

珍しく歌う時症状出てたみたいだけど大丈夫そう

ね、桃くっ!

んー?

あいすっ!

アイス?

あ、そうそう

黄くんがみんなと食べたいって言うから買ってきた

黄ちゃんありがとーっ!(ギューッ

んへへっ(ニコニコ

それじゃあみんなで食べようか!

「「うん!」」

健忘性幼児化症候群

作品ページ作品ページ
次の話を読む

この作品はいかがでしたか?

59

コメント

0

👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚