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続きが気になる💭👀✨
やん じぇ に見つめられたら照れちゃうわ
○○.
黙って私は、 一歩一歩進み始める。
恐ろしい様な視線が 向けられる中。
○○.
黙っているけど、
正直、ストレスで 頭が狂いそうだった。
職員室に行かなきゃ 行けないのに、
こんなクソみたいな 奴らの所為で、
私が散々な目に 遭わなきゃ行けない事に。
どんどん 女子の輪に近付く。
足のスピードは、少しずつ 遅くなっていった。
○○.
「退け」の一言も 言えない私は、
本当に 人間なのだろうか。
周りは「強い感じ」 だと思っているが、
実は、めちゃくちゃな 弱虫なんだ。
○○.
いよいよ、 女子の輪に入った。
もっと強い視線が 私に向けられる。
その時 ——
🍑じぇひょん.
そう、 低い声で口にした。
関わりたくなかったし、
近くにいると余計に 怖く感じたから、
私に言っていないと思い、
そのまま女子の輪を 抜け出そうとする。
が ——
🍑じぇひょん.
鼻で笑われながら、 私の腕を強く掴んだ。
○○.
心臓は飛び出し そうな程早く、
掴まれた手首からは、 怖さが深々と染み込む。
振り返りたくなかった。
彼に話しかけられたのは 何気に初めてで、
それに、
実物はこんなにも怖いと 思っていなかったから。
まあ、私も怖がられ てるんだろうけど。
何事も起こさずに 終わらせたかったけど、
話しかけられて、
それに手も 掴まれるなんて、
面倒臭い事に ならない訳が無い。
仕方なく私は、
もう10年も使っている 眼鏡の縁を1回持ち上げ、
振り返った。
○○.
私の声に、一瞬に して女子達が怯える。
そういや、声を出した のは久しぶりだっけ。
🍑じぇひょん.
🍑じぇひょん.
また、彼は鼻で 笑いながら言う。
鼻で笑うのが 趣味なのだろうか。
○○.
○○.
何でも良いから早く 終わらせたかった。
こんなやつと 話してるなんて、
正直、私のプライドが 許さないから。
・・・ていうか、 面倒臭いから。
🍑じぇひょん.
🍑じぇひょん.
○○.
追い詰めてくる 質問に、軽々と答える。
次第に周りには 人が集まり始め、
ガヤガヤと 野次馬が鳴り響いた。
🍑じぇひょん.
🍑じぇひょん.
○○.
○○.
有名同士が馬鹿みたいな 争いを繰り広げている中、
“ あいつ “ の所為で、
事態はどんどん大きく なっていく事となった ——
- 有名同士の三角関係____ 2 -
- 終わり -