今日・・・私は彼のひどい束縛にたえられず恋を終わらせた
溢れる涙をぐっと堪え帰宅していた。
○○
私・・・恋愛向いてないのかな。もう人を好きになるの・・・やめよっかな。
○○
あー、なんか雨降りそう。早く帰らなきゃ。帰って録画してた音楽番組観よう。
今にも雨が降りそうな雲行きの怪しいどんよりした空から大粒の雨がポツポツ降り出し、あっという間にザーザー降りの雨へと変わった。
○○
いやー!!傘持ってないのにっ!なんか今の私の気持ちみたい😭とにかく急いで帰ろう!
○○はザーザー降りの雨の中傘もささず急いで走った。
自宅近くの交差点を走って渡ろうとした時1台の車が急ブレーキをかけた。
キキーーッ!!
○○
きゃっ!!!
○○
いたたたっ・・・
○○は車のブレーキ音に驚き自分の足に引っかかって豪快にすっ転んだ。
○○
うぅっ・・・足首痛い😭自分どんだけドジなんだろ・・・泣きたくなってきたあぁー😭
○○が立てずに座り込んでいると車のドアが開き、1人の男性が降りてきた。
??
すみません!!大丈夫ですか?!お怪我はありませんか?!
○○
あ、すみません!私雨で急いで帰ろうと走って・・・あのその・・・車が来てるか確認せずに飛び出しちゃって。
ごめんなさい💦
ごめんなさい💦
??
こちらこそ驚かせてしまい申し訳ありません。立てますか?
○○
はい、だいじょぶです・・・っ!!
○○は足首が痛くて立てず痛みに顔が歪んだ。
??
足、痛みますか?
○○
あ、あのちょっと痛いだけで大丈夫なので!!
そう言うと痛い足をかばいながら立とうとしたが、立てずに駆け寄ってきた男性にもたれかかってしまった。
○○
ああぁーいやあの、すみません💦ごめんなさい💦
わたわたしてると車の方から声が聞こえた。
??
大丈夫?!あーぁ、ずぶ濡れだね。
車から降りてきた人物が傘を差し出し、○○の腰に手をまわし抱き寄せるようにして立たせてくれた。
○○
え・・・あっ・・・は、はい!すみません!
綺麗な顔立ちの男性の顔の近さにドキドキしながらもなんとか声をしぼりだし答えた。
ーnextー