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いつも通りの日常、
遥
柚子
目線の先には花瓶が一つ置かれている
生ゴミが机一杯に詰め込まれている
そして声をかけてくれる生徒会長
女子
女子
あちらこちらから聞こえる笑い声
遥
青花
遥
見下すように笑ういじめの首謀者
青花
ドサァ バラバラ
遥
上から降り注がれるゴミの数々
青花
遥
瑠亜
柚子
バシャ
遥
瑠亜
わざと水をかける取り巻き
女子
女子
キャハハ!
クラス中から湧き上がる歓声
遥
青花
青花
青花
瑠亜
青花
遥
青花
青花
青花
瑠亜
腐ってそうな卵
青花
瑠亜
瑠亜
遥
瑠亜
瑠亜
遥
男子
ガシッ
遥
遥
瑠亜
もう、こんなの嫌だ
一年前はあんな仲良しだったのに、
遥
遥
柚子
柚子は唯一私の仲間でいてくれた
柚子
柚子
柚子
ごめんね、柚子
遥
最悪の学校を終え、
家に帰ってきた
遥
お母さんは仕事らしい
良かった、
遥
私は真っ先にカッターを持って風呂場に向かった
遥
いいんだこれで、脈を斬れば楽になれる
遥
「ザクッ」
私は躊躇なく脈を切った
遥
薄くなる意識の中、私は頭の片隅に置いてあったであろうナニかを言葉で表す
遥
遥
遥
遥
遥
遥
遥
遥
一粒の涙を流して、私の意識は途絶えた
あぁ、これで楽になる、
ごめんね、最後の最後まで迷惑かけて
お母さん
遥
目を覚ますと何もない白い空間にいた
遥
どうやら死ねなかったらしい
遥
???
遥
遥
???
神様
遥
神様
遥
神様
遥
神様
遥
神様
遥
神様
神様
神様
遥
神様
遥
神様
遥
遥
遥
神様
遥
神様
遥
神様
遥
殺したいんです!
神様
遥
神様
遥
神様
遥
神様
遥
神様
神様
遥
絶望のどん底に突き落としてあげる
カァーカァー
カラスが目覚まし代わりかのように鳴く
遥
遥
遥
立ち上がろうとしたその時
ガクン
遥
遥
意識的に自分の手を見た、すると
遥
ね、猫の手じゃない!
遥
遥
驚きを隠せずに唖然としていると
???
遥
???
遥
遥
でも、それはしょうがない
だって、
目の前に
遥
青花が、?
青花
私は瞬時に理解した、私は
青花の飼い猫だと
遥
復讐すんのよ!