俺はオウリ
マネキンが大好き
一緒にご飯食べたりしてる
でも…なんか物足りない
色々考えた結果
マネキンを 色鮮やかにしよう
オウリ
このマネキンに足りないのは
オウリ
オウリ
顔は美しいから合格
オウリ
オウリ
腕はもうちょいムチムチしてるほうがいいかな
オウリ
オウリ
体はこのままかな
オウリ
オウリ
足は…綺麗なんだけどな〜
俺は作戦実行した
まず腕をもらうのは
少しふくよかな体型のナミツさん
俺が働いてる会社の秘書である
ナミツ
あら?どうしました?
オウリ
ちょっとお話が
オウリ
ナミツさんの腕をゲットした
オウリ
じゃあナミツさんにはマネキンの腕をあげるね
仕事が終わって帰宅した
氷で冷やしておいたから
腐ることはないだろう
オウリ
オウリ
!
ナミツさんの腕をマネキンに付けた
なんて美しいのだろう
オウリ
まるで人間みたいだ
俺はやめられなくなり
俺が出会った今までの美女を
マネキンに付けた (色づけた)
オウリ
やっぱり、頭はミキワだな
マネキンは鮮やかになった
とても美しい
オウリ
ミキワ…やっと会えたね
オウリ
俺がお前のこと
オウリ
デブは死ねって
オウリ
口悪く言ったばかりに
オウリ
お前が病気だったのも知らずに
オウリ
ホントにごめんな
オウリ
でも…これで理想になれただろ?
オウリ
美女の体はどう?
オウリ
これでミキワは生まれ変わったんだ
オウリ
でも…喋られないよな
オウリ
お前の声が聞きたいよ
オウリ
オウリ
ご飯準備するから
マネキン
オウリ
え?!
マネキン
私を
ミキワ
綺麗にしてくれてありがとう
(色づけてくれて)
(色づけてくれて)







