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権田沼奈穂美
金田友美
権田沼奈穂美
金田友美
アホ美の力強い言葉に涙が溢れる
それでも拭い切れない不安が言葉となってこぼれ落ちる友美
金田友美
金田友美
蓮斗の時のようにアホ美が標的になってしまったら……
どんなにアホ美が強い態度で応戦しても
多勢に無勢では勝ち目なんてない
蓮斗のようにアホ美が傷ついて離れてしまうのが怖かった
そんな友美の不安を払拭するように
アホ美の言葉が心に響く
権田沼奈穂美
権田沼奈穂美
権田沼奈穂美
金田友美
権田沼奈穂美
権田沼奈穂美
金田友美
権田沼奈穂美
アホ美の笑顔に救われた気がした
これまでずっと味方なんていないと思っていた友美にとって
アホ美は暗闇を照らす一筋の光
この力強い光が友美の心を救ってくれた
そう思うと嬉しくなって
更に溢れた涙にアホ美がタオルを差し出した
権田沼奈穂美
権田沼奈穂美
金田友美
昼休みが終わり午後の授業が始まった後も
授業には出ずに二人で色んな話をした
アホ美が引っ越し前に住んでいた町のことや
転校前の学校で仲のよかった友達の話
友美の中学時代の話も色々としていて
中学時代に友達が少なかったこと
学校よりも塾の仲間と接する機会が多かったこと
優しく声をかけてくれた信吾に感謝していることなどを話した
途中で何度かチャイムが鳴ったが
金田友美
金田友美
金田友美
権田沼奈穂美
権田沼奈穂美
教室には戻らなかった
それからアホ美と共に遅くまで学校に残り
人気がなくなった頃にやっと学校を出て帰路についた
権田沼奈穂美
友美は攻撃を避けるためいつも逃げるように帰宅していて
こんなに遅くまで残ったのは初めてだった
いつもは警戒しながら過ごしていて
こんな風に楽な気持ちで歩いたのも久しぶりのこと
金田友美
金田友美
幸枝に誤解されてからずっと友達のいなかった友美にとって
アホ美の存在はとても大きかった
権田沼奈穂美
金田友美
権田沼奈穂美
アホ美の言葉、一つ一つが嬉しくて
自然と笑みがこぼれていた
金田友美
金田友美
金田友美
帰りが遅くなったことを母親に心配されたが
金田友美
金田友美
そう言うと母親は納得し
金田歩美
金田友美
酷く咎められることはなかった
その後アホ美からメッセが届き
権田沼奈穂美
権田沼奈穂美
金田友美
金田友美
心配してくれたのが嬉しかった
これから何があっても耐えられる
そう思えた瞬間だった