TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

テラーノベルの小説コンテスト 第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで
シンクロニシティ

一覧ページ

「シンクロニシティ」のメインビジュアル

シンクロニシティ

1 - シンクロニシティ

♥

15

2019年01月16日

シェアするシェアする
報告する

おい

今、目があったのに無視したろ?

そう

やっぱり、俺、俺と目が合ったのか。

そうだ。

そう

ここは、どこなんだ⁉️

あんまりスマホばっかり見るなよ。

みんなの携帯は繋がらないからな。

そう

そっか。

俺達は、これからのお前たちを表す。

だが、お前の行動次第で、いい方向に進むはずだ。

そう

そう

その言い方だと、お前達は…

その通り

俺達は失敗した。

そう

マジか。

これから、俺達が玄関に向かう所をお前達は見るはずだ。

その時に、陽介がシャンデリアの真下で話を始めようとするから止めろ。

シャンデリアが落ちてくるんだ。

そう

分かった。

そう

本当に玄関に向かった!

そう

陽介が真ん中に来たところで、お前らの映像が途切れたよ。

そう

そう

おい!

そう

あ、文香が死んだじゃねぇか⁉︎

すまん。

この先は絶対に誰かが死んでいくんだ。

そう

嘘だろ?

嘘はつかない。

そう

本当だ。

そう

お前達の映像じゃ陽介が死んでる。

次は2階からピアノの音が聴こえ始めるはずだ。

そこで、俺の時は文香だったが、陽介が近づいて行くかも知れない。

誰も迂闊に近づかないと思うが、ピアノに近づくと突上棒が折れて大屋根が落ちてくる。

それで、文香の首は潰れた。

そう

そう

よし!

そう

ピアノの部屋では誰も死者を出さなかったぞ!

そんなバカな?

そう

ピアノの突上棒を正樹が着ていたパーカーで、達磨落としみたいにして倒したんだ!

そう

だから、ピアノで誰かの首は潰れない!

でも、誰かが死ぬように設定されてるはずだ。

そう

どうしよう。

そう

俺がこれから起こることを知っているから、みんなが俺の存在を疑いだした。

なるほど。

そう

どうすればいい?

知るか。

そう

え?

前回は俺が生き残ってもこの世界から出られなかった。

つまり、俺は死んでも構わないんだ。

そう

そんな…

最後の司書室で、どの部屋で誰が死んだのか記載していかなくちゃいけなくてな。

確かに俺は、ピアノの部屋で死んだことはない。

そう

でも、俺だって死にたくない!

大丈夫。

お前が死んだら、友達が生き残れるから。

そう

そんな…

そう

みんなの視線が痛い。

そう

俺は、死ぬべき、なのか?

そうだな…

強いて言うなら、死んでみてもいい、かな?

大丈夫。

また、やり直すから。

俺が。

1人で生き残ってても、すげー暇だぞ?

あれま。

あんな嵐の中、

俺、窓から飛び降りてら。

そう

この、メッセージのやり取りは?

今見てるのは陽介だな笑

他の人には、見せないようにこの携帯を隠し持っておけ。

そしたら、生き残る方法を教えてやるよ。

この作品はいかがでしたか?

15

コメント

0

👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚