TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

雨の日は一緒に

一覧ページ

「雨の日は一緒に」のメインビジュアル

雨の日は一緒に

1 - 雨の日は一緒に

♥

633

2024年07月06日

シェアするシェアする
報告する

こんぱる

っっんとにお久しぶりです

!注意!

BL/nmmn/irxs様 です 青桃 付き合ってる前提 ほのぼの 一部軽度な体調不良・r13くらいの表現あります ご本人様には全く関係ありません です!苦手な方は閲覧をお控え下さい

こんぱる

それではそれでは

ん“…

無機質なスマホのアラームが鳴り、薄目を開く

もぞもぞと動きスマホを手に持ち「ストップ」をタップすると同時に訪れた不快感

あ“ー…最悪…

カーテンの隙間から見える窓には水滴が付いていた

青空の全く見えない、どんよりとした空

ったま痛ぇ…

普段から悩まされている偏頭痛

特に雨の日は低気圧という、いらないトッピングのおかげでほぼ確実にガンガンという頭痛に襲われる

鉛のように重い体

もう今日はこのままでいいや…

ベッドから起き上がる時、 しゃがんで立ち上がった時、 力を入れた時、、、 動作を起こす度にハンマーで頭を叩かれるような、あの痛みから逃れたかった

取り敢えずもう一回、

寝ようかn

ブー♪

んー…

後ででいいや

ブー♪

…あとで

ブー♪

後でにできない…!

誰だよこんな時に…

枕元で小刻みに動くスマホを見ると

ないこ〜

ないこん家ってさ、もうWi-Fi復活したんだっけ

家行って良い〜?

まろか…

こんなときに限って何を言い出すのだろう

確かに、数日前いきなり家のWi-Fiが弱くなり直したところだった

こいつ…また俺の家に来てゲームする気だな…

「今は復活してるけど、今日やらなきゃいけないことあるんだよね」

部屋を荒らされるのは、俺のツッコミ力が万全の時にしてほしい

「どっか出かけるん?」

「いや、家でお仕事」

「なら行く!」

は??

いやいや、来んな、って言ってるんですけど

でも…

会いたくないかと言われたら全くそうでは無い

俺はずっとこの部屋に篭って…

まろにはずっとリビングにいてもらうか…

「絶対うるさくするなよ」

「はーい!」

「ならまた後でな〜」

「うぃ」

ん〜…

横になったまま一つ伸びをすると、少し目の前がスパークした

よいしょ…

まろが来ると言うから、仕方なくゆっくりと起き上がって何とか着替える

いつもお世話になっている鎮痛薬を飲みソファに座った

ピンポーン♪

暫くの間力を抜いて何も考えずに座っているとチャイムが鳴った

来たか

玄関のロックを外し、ドアを開ける

おはよ、ないこ

はよー

いつもよりも少し落ち着いた声

つんざくような声とは違い、心地よく優しい低音だった

よいしょ

へ…?//

急に浮いた身体

ちょ、降ろして!//

ん〜?無理〜

なんでっ//

離したくないから

そう言ってソファに連れて行かれた

はい

到着〜

ぽす…

何すんだよ、急に//

寝とき?

はぁ…?

まろの目的が全く分からない

分からないうちに気がつくと、ソファに、ブランケットをかけて横になっていた

おやすみ

ね、ねぇ

何がしたいの…?

ん〜ないこの旦那さんごっこ?♡

は…?//

ないこ、今日頭痛いやろ

え…

急にまろから放たれた言葉にびっくりした

分かってんで

今日雨だし、予定何もないって前言っとったし

家でどうせ1人で寝てるんやな、って思ったから

まろが側にいたいな、って

まろ…//

顔真っ赤ですけど…//

るさい…///

惚れ直した?♡

ばかたれ…//

元から惚れてるっつうの…///

うん、知ってる♡

そして鞄からパソコンを取り出しソファの前のローテーブルに置き出したまろ

仕事…?

んー、まぁねぇ

そうか…Wi-Fi確認したのって…仕事の為…

じゃあ最初から俺の家で、長時間側にいてくれる為に連絡してきたのか…

大丈夫やで、ずっとここいるから

うん…//

そんな事言われたら、どうしても口角が上がってしまう

バレないようにブランケットで口元を隠した

5分くらい、まろの背中を眺めていたが、安心感と薬が効いてきたことにより除かれた痛みのおかげか、いつのまにか眠ってしまった

…チ、…パチパチ…

ん“…

気がつくと3時間ほど経っていて、ぐっすりと深い眠りについていた事が分かる

目の前には、起きた俺に全く気が付かない、キーボードを叩くまろの背中があった

ぎゅ…

無意識にその背中に抱きついていたらしい

うわっ!!!///

ん〜…

あーびっくりした…w

ないこ、起きてたん?

今起きた…

おっきい声出してごめんな?w

んーん…

落ち着く…

え?

まろの背中…落ち着く…

んふ、それはさ

いつも俺の背中に手回してるからちゃうん?

クス、と笑い声と共に発せられた言葉

は、はぁ!?//

俺にしては理解するのに時間がかかってしまった

んはっw

ばかっ//

あ、でもいつもは前から抱きしめてくるよね?

なっ///

だって正常i

あ“ー!//

それに、いつもは爪立てるか

イかないように必死にぎゅーっ、って

うるさい!//

立ててない!//

立ててるよwなんなら脱ごうか?

い、いらない!//

つまんないな〜w

…💢///

あ、それよりないこ、頭は?

後ろにいる俺の頭を撫でながら問いかけられる

変態と優しい彼氏とを行き来するまろ

今は、痛くない…//

そっかそっか

良かった

ないこ、顔こっち

肩に埋めていた顔にそっと手を添えられ上を向かされる

ちゅ…

っ!//

やっぱり変態…///

なんやねんそれw

ないこだって変態やろ

ち、違うし…//

大丈夫

どんなないこも好きやから

クスッ、と笑いながら頭を撫でてくる

っ…///

俺も、好き…//

嬉しい♡

俺もないこにぎゅうされてると落ち着くわ〜

ん…///

ね、まろ…

ん〜?

今日…泊まってってよ…//

え…?//

一緒に寝たい…//

それは…お誘いですか…//

お泊まりのお誘いだけど誘ってない!///

ふふ、冗談冗談w

体調あんま良くないないこに無理させる趣味は無いから

いっぱいぎゅうしながら寝よ

う、うんっ///

じゃあお粥でも作るかな〜

作ってくれるの?

もちろん

嫌なの?

違う…

ん…?

一緒に作る…//

側、いたい//

…//

せやね

じゃあエプロン一枚持ってきて

いちまい…?

ないこは裸エプロンやろ?♡

ばか!///

体調悪いって言ってんのに裸にすんな!

後ろからほっぺをつねる

いだいいだい…w

じょうらん、れす…w

〜💢///

やっぱりまろは、変態で優しい彼氏です

こんぱる

ではでは!
loading

この作品はいかがでしたか?

633

コメント

2

ユーザー

え、めちゃくちゃ時差でごめん あの、神作すぎてやばい... まじでどれも神すぎて定期的に見返してしまうのよな...

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚