/s/[storyId]/_components/heading/assets/back_arrow_icon.4081080bcaba67b8.svg){kind=icon}
/s/[storyId]/_containers/report-container/assets/more-icon.20cfac1b79e24f56.svg){kind=icon}
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。
テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
タイトル、作家名、タグで検索
ストーリーを書く
テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
タイトル、作家名、タグで検索
ストーリーを書く
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。
忌村 楓
先生
先生
先生
先生
……あの日以来だ
俺がまともに
学校に行けなくなってしまったのは
先生
先生
外に出るのが苦しくって
外の自分はこんなにも 醜いのが嫌で嫌で仕方なくて
とにかく
先生
忌村 楓
忌村 楓
苦しかった
一話 「いつか外で生きたい」
あれから 3年くらい経った
本当なら俺は今、高校2年生だ
忌村 楓
忌村 楓
忌村 楓
忌村 楓
♡𝐒𝐀𝐘𝐔𝐑𝐈♡
♡𝐒𝐀𝐘𝐔𝐑𝐈♡
♡𝐒𝐀𝐘𝐔𝐑𝐈♡
忌村 楓
♡𝐒𝐀𝐘𝐔𝐑𝐈♡
♡𝐒𝐀𝐘𝐔𝐑𝐈♡
♡𝐒𝐀𝐘𝐔𝐑𝐈♡
♡𝐒𝐀𝐘𝐔𝐑𝐈♡
忌村 楓
忌村 楓
忌村 楓
忌村 楓
忌村 楓
忌村 楓
♡𝐒𝐀𝐘𝐔𝐑𝐈♡
♡𝐒𝐀𝐘𝐔𝐑𝐈♡
♡𝐒𝐀𝐘𝐔𝐑𝐈♡
忌村 楓
忌村 楓
忌村 楓
♡𝐒𝐀𝐘𝐔𝐑𝐈♡
かちゃかちゃかちゃ
楓はキーボードを打ち込んだり
コントローラーをいじりながら
オンラインサバイバルゲームを やっていた
忌村 楓
♡𝐒𝐀𝐘𝐔𝐑𝐈♡
♡𝐒𝐀𝐘𝐔𝐑𝐈♡
♡𝐒𝐀𝐘𝐔𝐑𝐈♡
忌村 楓
がちゃ……
扉の奥から音が聞こえた
忌村 楓
忌村 楓
忌村 楓
♡𝐒𝐀𝐘𝐔𝐑𝐈♡
♡𝐒𝐀𝐘𝐔𝐑𝐈♡
忌村 楓
プツッ……
楓はそのままサユリの通話を切った
忌村 楓
忌村 楓
楓は部屋から出てそう呟いた
お母さん
お母さん
お母さん
お母さん
忌村 楓
お母さん
お母さん
お母さん
お嫁さんになるんだから
忌村 楓
忌村 楓
忌村 楓
忌村 楓
お母さん
お母さん
忌村 楓
忌村 楓
俺にとって幸せな時間
それは昼間の サユリとゲームをしている時間だった
ほかは全部地獄
全部全部全部全部全部全部
俺を苦しめるものばかりだ
ガチャ
お父さん
忌村 莉久
2人はまとめて帰ってきた
お父さん
お母さん
お母さん
お母さん
お母さん
忌村 莉久
忌村 莉久
忌村 莉久
忌村 莉久
お母さん
お父さん
忌村 楓
忌村 莉久
忌村 莉久
忌村 莉久
お母さん
お母さん
お母さん
お母さん
お母さん
お父さん
お父さん
お母さん
お父さん
忌村 莉久
忌村 楓
忌村 楓
忌村 楓
忌村 楓
忌村 楓
翌日
母も父も弟もいない最高の時間が
今日もまた訪れた
忌村 楓
忌村 楓
♡𝐒𝐀𝐘𝐔𝐑𝐈♡
忌村 楓
忌村 楓
忌村 楓
忌村 楓
♡𝐒𝐀𝐘𝐔𝐑𝐈♡
♡𝐒𝐀𝐘𝐔𝐑𝐈♡
忌村 楓
♡𝐒𝐀𝐘𝐔𝐑𝐈♡
♡𝐒𝐀𝐘𝐔𝐑𝐈♡
忌村 楓
忌村 楓
忌村 楓
忌村 楓
♡𝐒𝐀𝐘𝐔𝐑𝐈♡
忌村 楓
忌村 楓
忌村 楓
忌村 楓
♡𝐒𝐀𝐘𝐔𝐑𝐈♡
忌村 楓
忌村 楓
忌村 楓
忌村 楓
忌村 楓
忌村 楓
♡𝐒𝐀𝐘𝐔𝐑𝐈♡
♡𝐒𝐀𝐘𝐔𝐑𝐈♡
忌村 楓
忌村 楓
ピンポーン
忌村 楓
忌村 楓
♡𝐒𝐀𝐘𝐔𝐑𝐈♡
♡𝐒𝐀𝐘𝐔𝐑𝐈♡
忌村 楓
楓は走って玄関に向かう
ガチャ……
配達員の川園さん
忌村 楓
忌村 楓
配達員の川園さん
彼は俺が引きこもる前から
この家の配達をしてくれていて
俺の事情もよく知ってくれている
20代後半くらいのかっこいい人だ
忌村 楓
忌村 楓
忌村 楓
配達員の川園さん
忌村 楓
忌村 楓
忌村 楓
楓はそう言って ダンボールを開封していく
♡𝐒𝐀𝐘𝐔𝐑𝐈♡
♡𝐒𝐀𝐘𝐔𝐑𝐈♡
忌村 楓
パカッ
忌村 楓
中からでてきたのは新品ギンギラギンの マイクだった
忌村 楓
忌村 楓
♡𝐒𝐀𝐘𝐔𝐑𝐈♡
ガチャ……
忌村 楓
刹那
玄関から誰かが帰ってくる音がした
忌村 楓
忌村 楓
忌村 楓
♡𝐒𝐀𝐘𝐔𝐑𝐈♡
忌村 楓
忌村 楓
忌村 楓
忌村 楓
♡𝐒𝐀𝐘𝐔𝐑𝐈♡
楓は部屋から出て玄関に向かう
忌村 楓
忌村 莉久
忌村 莉久
忌村 莉久
忌村 莉久
莉久のハンカチには 少量の血がついていた
忌村 楓
忌村 楓
忌村 楓
忌村 楓
忌村 楓
忌村 莉久
忌村 莉久
忌村 莉久
バタン
莉久はそのまま 自分の部屋に駆け込んだ
忌村 楓
忌村 楓
忌村 楓
忌村 楓
俺の幸せな ひとりだけの時間を邪魔したら
絶対許さない……！
翌日
の朝
お母さん
お母さん
忌村 楓
忌村 楓
忌村 楓
忌村 楓
お母さん
忌村 楓
お母さん
お母さん
お母さん
忌村 楓
お母さん
お母さん
お母さん
お母さん
お母さん
お母さん
お母さん
忌村 楓
お母さん
お母さん
お父さん
そのまま2人は家を出る
この家に取り残されたのは
莉久と
楓
忌村 楓
いつか外に出れるようになりたい
その為に俺は ここでゆっくりメンタルケアを 行ってるつもりだった
だけどそんな時間は無くなりそう
弟の世話なんてしていたら
余計に苦しくて 仕方がないよ
忌村 楓
忌村 楓
♡𝐒𝐀𝐘𝐔𝐑𝐈♡
忌村 楓
忌村 楓
忌村 楓
♡𝐒𝐀𝐘𝐔𝐑𝐈♡
♡𝐒𝐀𝐘𝐔𝐑𝐈♡
♡𝐒𝐀𝐘𝐔𝐑𝐈♡
忌村 楓
忌村 楓
……
あーあ
俺はいつになったら
外に 出られるようになるんだろう
♡𝐒𝐀𝐘𝐔𝐑𝐈♡
♡𝐒𝐀𝐘𝐔𝐑𝐈♡
忌村 楓
♡𝐒𝐀𝐘𝐔𝐑𝐈♡
♡𝐒𝐀𝐘𝐔𝐑𝐈♡
忌村 楓
♡𝐒𝐀𝐘𝐔𝐑𝐈♡
♡𝐒𝐀𝐘𝐔𝐑𝐈♡
忌村 楓
♡𝐒𝐀𝐘𝐔𝐑𝐈♡
♡𝐒𝐀𝐘𝐔𝐑𝐈♡
♡𝐒𝐀𝐘𝐔𝐑𝐈♡
忌村 楓
忌村 楓
忌村 楓
どうだろうな
次話 4月16日更新！
コメント
8件
おわぁぁぁ？！ まさか刺した？！ それはそうと1話のはずなのに3話分の満足感を得た さすがきなこさん((((
/s/[storyId]/_containers/next-in-series-container/next-in-series/assets/list-icon.c10ab777f3210550.svg){kind=icon}
作品ページ
