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ある日のこと
辰哉
辰哉
夜が深くなってきた頃
番組の収録が終わり 俺達は楽屋に帰ってきた
康二
亮平
亮平
9人みんなでぐでっとしていると
頭に手が置かれた
照
照
そう言って 優しく微笑むのは、岩本照
俺の彼氏である
交際期間は メンバー内の他のカップルより 少し長い
辰哉
辰哉
照の大きくて 温かい手で撫でられると 気分が和む
俺はこの行為が 何気に好き
照
照
辰哉
辰哉
照
照
辰哉
辰哉
辰哉
実は今日 仕事が終わってから
2人でちょっといいレストランに 行く約束をしていた
あっちから提案されて 予約も取ってもらったんだけど…
場所を確認したらね ホテルの中の 結構高級なレストランで
これって…もしかして
辰哉
なんて期待をしている
いやね、もう付き合って かなり経つし
そろそろ考えてみても いいのかなぁって思ってたところ
辰哉
辰哉
…長年付き合っているけれど 信頼はもちろんしているけれど
結婚したら、今までより もっと一緒にいることになる
俺とずっと一緒にいるの しんどくないかな?
照
辰哉
照
照
辰哉
辰哉
照
照
辰哉
もし、照が 今日プロポーズしてくれるなら
このタイミングを 逃しちゃ駄目な気がして。
眠たい瞼を擦り 椅子から立ち上がった
照
辰哉
タクシーを呼んで ホテルまで向かう
いつもはダラダラ 他愛もない会話をするのに
今日はなぜか 一言も喋らなかった
辰哉
照を見ると 窓の外を眺めていて
どこかそっけない
辰哉
辰哉
辰哉
辰哉
いろいろ思考を 巡らせているうちに
今日の疲れが どっと出てしまったようで
俺の瞼は落ちていった
照
照
辰哉
辰哉
俺はいつの間にか 照の肩に寄りかかって 眠ってしまっていた
照
照
照が先に降りて 俺の手を取ってくれた
そんな気遣いに 俺の胸は高鳴ってしまうのだった
エレベーターで 上の階まで登り
レストランに入ると
辰哉
辰哉
照
照
照
レストランの周りは ガラス張りになっていて
夜景が見えるようになっていた
照
席に着くと コース料理が運ばれてきた
見た目がすごくお洒落
店の雰囲気も相まって ついつい緊張しながら食べていると
照
辰哉
辰哉
照
照
辰哉
辰哉
照がいつもの くしゃっとした笑顔を見せ
俺は楽屋を出てからようやく 肩の力を抜けたのだった
コース料理はどれも美味しかった
最後のデザートまで食べ終えて 照と談笑していると
照
照
辰哉
照
照
辰哉
辰哉
辰哉
やばいやばいやばい 絶対そうじゃん!!この流れ!!
よし…落ち着け 落ち着くんだ
こんなところでテンパったら 台無しだからな
辰哉
数段上擦った声で 俺が聞くと
照
改まったフルネーム呼び。 俺の心臓が一気に跳ねる
照
照
そうして差し出されたのは
黒くて小さな箱
辰哉
辰哉
照
促されるままに 小箱を開けると
小さい宝石の輝く 指輪が入っていた
辰哉
辰哉
照
照
照
辰哉
辰哉
照
照
照
辰哉
辰哉
照
照
照
照
照
辰哉
照
辰哉
辰哉
照
辰哉
うわ…名前呼びさせてくる 俺の彼女…いや、
俺の奥さん最高
辰哉
辰哉
辰哉
照
辰哉
ロマンチックなプロポーズ…とは いかなかったけれど
俺達らしい、明るくて ちょっと騒がしい
最高に素敵な夜になった
ぬっし
ぬっし
ぬっし
ぬっし
ぬっし
ぬっし
ぬっし
コメント
24件
おめでとう(((o(*゚▽゚*)o))) 嬉しいです😭
ありがとうございます😭😭😭💛💜💛💜 いわふかForever✨✨✨
はぁ、尊すぎてしんどい…🤦♀️💓